【🇬🇧観光情報004】1日に数時間しか入れないお城!Broughton Castleに行ってみた。

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今回行ってみたお城は

「Broughton Castle」

です。

どんなお城?

Oxfordの近くにあるお城で、14世紀に建築され、15世紀に城壁と城塞化の許可を得て門や塀を増設して城と呼ばれるようになりました。16世紀に増築を行ったりして大きくなりましたが、17世紀〜19世紀には荒廃。その後20世紀に修復されて今の状態になったそうです。

1300年代の面影を残す中世のお城に入り込んだような気持ちになる場所なんです。

名前:Broughton Castle
住所:Broughton Castle, Banbury OX15 5EB
URL:https://www.broughtoncastle.com
行き方:🚗M40のJ11から3マイル
    🚊Bunburyからバスで10分Wykham Laneで降りて徒歩3分

映画のロケ

今では、色んなドラマ撮影や映画撮影で使用されていたりします。

例としては〜こんな感じ。

The Crown(Netflix)

Jane Eyre

Shakespeare in Love

Wolf Hall(BBC2)

あとは、洋服ブランドや雑誌の撮影で使われているようです。

このサイトに行くと、この城を舞台にした映画が出てきます。

 https://moviemaps.org/locations/54p

これはShakespeare in Loveの1シーン。

お城の前の写真がこれ。

お城の前で走っているシーンであることがわかりますよね。

営業時間、予約方法は?

このお城は、3月終わりから9月終わりまでの間だけ公開されています。また、公開日も水曜日、日曜日、バンクホリデーの午後2時から5時まで公開しています。

基本はネット等の予約は出来ません。城の門の後に簡易的な受付があり、そこで入場料を払います。

Historic Houses のメンバーの方は受付でカードを提示すると無料で入れます。

メールで予約することでプライベートガイドツアーもあるらしいです。

入場料:大人£11
    学生/65歳以上£10
    子供£7
    ガーデンオンリー£7
    Historic Houses Memberは無料(カード提示必要あり)
公開時間:2:00~5:00 (Tea RoomとShopは1:30から)

見どころは?(行ってみた感想)

2時のオープン時間に到着すると、駐車場は人がいっぱいいてまずは驚き!

(週二日だし〜3時間だし〜そんなに人気はないのかなって偏見が間違えだった)

駐車場を抜けると〜お城が現れます。

城の周りをお堀が囲っていたり森に囲まれていたり、周りが何もなくて車の音も聞こえないので、タイムスリプした気分になります。

このゲートハウスを抜けると中庭と受付があります。

その後に見えるのが〜邸宅(お城)。お城っていうより、邸宅っていう感じのこじんまりとした建物があります。お城ってウィンザー城やディズニーの白雪姫の城をイメージしますが、15世紀ごろのお城ってそんなに大きくないんですよね。

エントランスから入ると〜すごい素敵なグレートホールが広がっていました。

素敵な部屋の数々

外観では想像つかない空間にびっくり!

次にダイニングルーム。天井も18世紀ごろは漆喰で隠されていたらしいですが、今は昔のままを残しているようです。素敵な場所ですよね。

壁紙が綺麗な部屋があったりもします。この壁紙とベットは18世紀のものですが、ここにエリザベス1世も泊まったことがある可能性があるらしいです。

素敵な部屋がたくさん見たあとは〜

博物館気分の王からの手紙達

16世紀の王からの手紙などの重要書類も多々展示されていて博物館にいる気分に。

写真はエリザベス1世から制服を付与したことを示す手紙だそうです。下に写っているのがシールって行って王から来たことを示す紋章なんです。ネットで調べた所では、ここで言う制服って今でいうロンドン塔とか衛兵が来ている洋服のことを示すのかなって感じ。王に近い存在の人が住んでいたってことだよね。

他にもヘンリー8世からの手紙だとか、今でも語り継がれる王達の手紙があって、歴史が生きていることを示しててびっくり。

展示品で知る言葉の意味、ハットトリック!

他にもびっくりな調度品がこちら。

ただの帽子じゃんって思いますよね。

この帽子は現存する1859年に贈られたある偉業をした選手に贈られた帽子だそうです。

それが「ハットトリック(Hat-Trick)」。

ってどう言うこと?って思ったら、イギリス発祥のスポーツ、クリケットにおいて1つの回の中で3球で3人の打者をアウトした者は表彰されて、帽子が送られるそうなんです。(wikipediaより)

それで、打者を騙してアウトにして帽子を貰ったってことで「ハットトリック」ってなったのかな。

ハットトリックってフットボールの時に一人で3点取ったら言うので、言葉では聞いたことがあったのですが、深く考えずフットボール用語なのかな?ってくらいにしか思っていなかったのですが、本当に帽子に関わる言葉だと初めて知りました。

この帽子は史上二番目のハットトリックで贈られたものではあるそうなのですが、一番目の帽子は今は存在していないそうで、これが一番古いものになるんですって。

普通のお城で、言葉の語源を知るとは!

ガーデンも素敵

屋根の上に出ることができる場所があり、そこからの景色に近代的な建物を見ることはないので、お城の中にいる気分そのままに昔の風景ってこんなだったんだろうなぁ〜と感じることができます。

ガーデンも素敵。行った時期が悪くてお花がだいぶ終わっていました。5月ごろに行くと色んなお花が咲き乱れているんじゃないかなぁ〜って思うガーデンでした。

外と中が全然違うのがこのお城の特徴ですね。

びっくりするくらい華やかで、しかも中世の雰囲気をそのまま残すように修復しているので、確かに中世のドラマで使いたくなるわ〜って思いました。

このお城は、普通に生活していた時には、漆喰で色々カバーしていたらしくて修復する際に昔の状態に戻したそうなんです。こんな綺麗に昔の状態を教えてくれるお城って少ないので、一見の価値ありのお城でした。

そうそう、普通に住んでいる人がいたんですよ。って今でも住んでいる生活感がたっぷりな場所もありましたが(そう言うところは載せませんでした)今もお城に住んでる人いるって凄いですよね。

 

さいごに。

色んな場所に行っているのに、あまりこう言う感想を残したりしていなかったので残していきたいなと思います。

イギリスには色んなタイプのお城が築1000年以上から残っているので、歴史を楽しむのにもお城巡りは楽しいですよ。今回もハットトリックの語源を知ることが出来て賢くなったかな。

また、他の観光情報もお楽しみに〜

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