【🇬🇧観光情報005】甘い香りに包まれた人気ジャムの街に行ってみた。Jam Museum in Tiptree

カフェ

今回行ってみた場所は

「大好きなジャムの工場に行ってみたい。」ってこの気持ちだけで行ってきました

「Wilkin & Sons Ltd (Tiptree)」

のファクトリーミュージアム&ショップ&ティールームです。

Tiptreeって何?

イギリスのスーパーで見ないことはないし、ホテルの朝食やティールームでのアフタヌーティーでは欠かせない存在のジャム。名前忘れたけど、瓶は見たことあるって人も多いのではないでしょうか。

※商品イメージです。

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2024/11/6更新

日本でも、ネットはもちろん、カルディや成城石井などの輸入食材店や、ネットだけの情報ですがヨドバシカメラのネット販売でも売っているのを見ました。

結構日本の方も、お馴染みのジャムだったり?!

そんなTiptreeブランドで有名なWilkin & Sons Ltdの工場があるのが〜

その名も「Tiptree」なんです。

私、工場を探すまで知らなかったのですがTiptreeは土地名だったとは。

名前:Wilkin & Sons Ltd (Tiptree)
住所:Brook Rd, Tiptree, Colchester CO5 0RF
URL:(Company)https://www.tiptree.com
URL:(Tea room)https://tiptreetearooms.com
行き方:🚗ロンドンからは2時間
    🚊Kelvedonから91バスで10分Station Roadで降りて徒歩2分

Wilkin & Sons Ltdってどんな会社?

ウィルキン一家は、18世紀にイギリスの西のサホーク州にあるTiptreeに来て農業を始め、19世紀になると耕作作物から果物を作るようになっていきました。その後、ウィルキン一家のアーサー・チャールズ・ウィルキンがブルタニア果物保存会社を設立してTiptreeジャムの歴史が始まります。

後に、Wilkin & Sons Ltd.と改名してから、いろんな場所の農地をリースして生産を拡大しています。なんと、1日に10トンの苺ジャムを作ることができるようになったらしいです。

1911年には、王室御用達を示すワラントも取得して、イギリスを代表するジャムの一つになり、イギリスだけでなくいろんな国で楽しまれています。

今では、ジャムのほかにケチャップやチャツネなども手がけていて、イギリスのスーパーでは必ずみる製品の一つですね。

※参考:wikipedia & Wilkin & Sons Ltd.

営業時間、予約方法は?

この工場併設の施設は、ティールーム、ミュージアム、ファクトリーショップです。

夏の営業時間:月曜日〜土曜日 9:30~5:00、日曜日:10:00~5:00
冬の営業時間:月曜日〜土曜日 9:30~4:30、日曜日:10:00~4:30
予約:メールか電話 Email: Tiptree@trooms.com


ミュージアムは、ティールームに併設されていて無料で見学自由なので予約も受付もありません。

皆さん、食後に勝手に入って見学されていました。

ティールームの予約は電話かメールで受付てはいるみたいですが、基本的には予約なしの方が多いのかなと思います。

入り口に待つための椅子が並べられていて、人が多い時には少し並ぶのではないかと思います。

私が行ったとき平日の月曜日だったためか12時ごろに行きましたが、数席開いている程度ですぐに入れました。しかし〜食べている頃には満席になってしまっていて、次に来た方が少し待たされていました。

ランチはもちろん、アフタヌーティーや紅茶タイムを楽しんでいる方が多いので滞在時間は長い方かも。もしかしたら少し待つかもしれませんね。

また、ガーデンスペースがあって貸切パーティーもできるらしいです。

シークレットガーデンって書いてあって雰囲気も抜群!

ここで、結婚式とか誕生日会とかするのも楽しいだろうなぁ〜

見どころは?(行ってみた感想)

Tiptreeの街全体が、ジャム推ししてて可愛かった〜って言うのが一番の感想。

工場周辺

駅から工場に向かう道沿いに見えるものが、色々ジャム関連なんですよねぇ〜

初めに見つけたのは、これ。

スーパーのテスコの壁にヴィクトリア朝時代にピクニックを楽しむ人々の風景画が描かれているのですが、注目してみると、ジャムのところだけ赤くなっていたりしてジャムがTiptree Jamが使われているのがわかります。

そのまま道を進むと〜途中の交差点に可愛いカントリーサイン😍
思わず、撮影したくなりますね。

ここを越えた辺りから、あれ?甘い匂い?!ってなって〜地図を見なくても工場が近いことがわかります。そのまま道を歩いていくと〜

次に出てくるのが工場の入り口です。かっこいい入り口

その横には、創業者「Arthur Charles Wilkin」が創業から住んでいた家があります。
残念ながら、普通にハロウィンの装飾がされていたり住んでいらっしゃるようで、一般公開等はされていないようでした。

この辺が入り口かと思ったら、まだまだ道を下っていったところラウンドアバウトがあって、看板に沿っていくと〜入り口がありました。

素敵な門を見た後なので、ここで良いのか?って疑問に思ったりもしましたが大丈夫です。

ティールームやミュージアムの建物と駐車場が現れます。

ティールーム

ティールームはかなり広くて感覚が広いからか、お客さんがいい人ばかりだからか、たくさん人がいるのですがうるさくなくリラックスして過ごすことが出来ました。

店内写真を写真を撮りたかったのですが、満席状態なので人が写ってしまうのもあり撮ることが出来ませんでしたが、サイトには雰囲気のわかる写真があるので見てみて下さい。

壁一面にジャムの瓶などが飾られたり、ジャム関連の絵が飾られていて素敵な雰囲気でした。

 https://tiptreetearooms.com/pages/tiptree-tea-room

私が注文したのは〜もちろん、クリームティー。

ホームメイドのスコーンと、黄金コンビのクロテッドクリームとイチゴジャムです。
さすが、tiptreeのティールームだけあって、ジャムも夏は違うジャムになったりして特別なクリームティーを楽しむことが出来ます。

ジャムはもちろん安定の美味しかったですが、スコーンもティールームで毎朝焼いているものでサクサクで美味しかったです。

ジャム以外にも色々作っているので、それらを使った料理など普通にランチメニューも豊富だったので、次回行くことがあったらランチメニューも食べてみたいなって思いました。

隣の人が食べていたのですが、結構美味しそうだったんです😋

ミュージアム

食後は、ミュージアムでジャムについてお勉強!

ティールームの奥に入り口があります。

中にはフルーツを収穫するための農工具やジャムを作るための機械、Tiptreeの歴史が展示されています。始めに作られた頃から、戦争の時代のことなどジャムの歴史がわかる構成になっていて興味深かったです。中央には、10分程度の映像でTiptreeの歴史も紹介していました。

このジャム工場は、女性の力がすごかった工場のようでこんな展示もありました。

ジャムを作る人、畑で働く人、色んな女性が創業以来ずっと活躍されていたそうですが、特に戦争の時には、男性陣が戦争に行ってしまったので、40人以上の女性が農場で働いて農場を守っていたんだそうです。

ショップ

最後に立ち寄ったのは〜ショップです。

Tiptreeの基本のジャムはスーパーでも手に入るのですが、やっぱり行きたくなるのがファクトリーショップですよね。ここで買う特別感が嬉しいし、見たことない量のTiptreeジャム❤️

普通サイズのも色々と売っていたのですが、お土産でもおすすめしたいのがこの小さいサイズのシリーズ。イギリスらしいパックのものだったり、スペシャルパックだったり、パックによって色んなジャムが入っているので、少しずつでも楽しんでもらいたいですね。

また、Tiptreeグッズも色々と売っています。

これは、ジャム用のポット。しっかりとまるようになっていて、Tiptreeの畑や工場がプリントされているので、Tiptreeファンはマストバイかも。

中には、「Little Scarlet」っていうTiptreeの畑で撮られた苺で作られたストロベリージャムが入っています。

私は、ジャム用のスプーンを購入。

ジャムの瓶って微妙にティースプーンじゃ最後のひとすくいを取りづらいんですよね。逆に普通サイズのスプーンだと瓶の口に合わなかったりするのでスプーンすごい探してたんです。

すごいシンプルで、ロゴが入っているだけのスプーンなんですが、これが最高!

これ買ったら、ストレス全くなし。すくう所が小さいのでマドラーとしても活躍中です。

 

このショップには、Tiptreeがある地域のローカル品も色々と売っているので、ジャムの他にもお菓子やクラフト製品が売っていたりします。

その中でも有名なのが天然塩のブランド「Maldon」

Maldonの塩は、甘味もあって美味しいので一度使ってみてほしいと思う塩なんです。ファクトリーショップ等はなくて、Amazonショップかスーパーで買うしかないのでここで買えるのは嬉しい。

いつもの塩から、チリ塩やガーリック塩などもあるので試してみて下さい。

さいごに。

今回は、いつも食べているジャムの工場を見たくて行ってきましたがどうでしたか。

甘い香りが漂う街並みや、畑&工場をみると、親しみが増しますね。

今回は、時期が悪くて畑の見学ができなかったのですが、夏には畑の見学会も行っているそうなので、また行ってみたいですね。残念ながら、工場の見学はできないようです。

食品ですからね、しょうがないですね。

コメント

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