フランスの有名な偉人と言えばで絶対に出てくると思うナポレオン1世。今イギリスに住んでいてイギリスの歴史を色々と勉強していると出てくるのもナポレオンなんです。
って事で、イギリスの歴史を見ていると良く出てくるので、なんとなく興味を持ち、フランスに行っては遺跡を巡っていたりします。
そんな中、2023年公開の「ナポレオン」という映画をみて行ってみたかった場所が、今回行った
「マルメゾン城(Château de Malmaison)」
ナポレオンが王になった時の妃であるジョセフィーヌ。王妃の戴冠の絵でも有名な王妃が住んでいて、ナポレオンとの離婚後も住み続けて亡くなった場所なんです。
どんなところ?

パリの街の西側、Rueil-Malmaisonという地域にある素敵なお庭を持つシャトー(城)ですが、日本のイメージからしたら邸宅って感じです。
ナポレオンの王妃ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの居館であり、テュイルリー宮殿とともに1800年から1802年までフランス政府機能がおかれていたそうです。(Wkipedia)
歴史&概要は?
いつ頃建築されたかという情報を見つけることができなかったのですが、ジョゼフィーヌが1796年にナポレオンと結婚した後、1799年に購入して修繕したときに、フランスの歴史に登場ました。
森と牧草地からなる約0.61平方キロメートルの土地で30万フランと高価でした、その当時エジプト遠征をしていたナポレオンが帰国時に、高い邸宅を買ったことに怒りをあらわにしたと言われているそうです。
その後、執政政府時代の政府要衝となり、ナポレオン自身も1809年にジョゼフィーヌと離婚するまでたびたび滞在していたので、ナポレオンの部屋も残っています。
ナポレオンとの離婚後、ジョゼフィーヌは年500万フランの年金などと共にマルメゾンを自らの所有とし、以降はこの城はジョゼフィーヌの居館として1814年にロシア皇帝を迎えるなどしている。ジョゼフィーヌは1814年5月29日この地で没した。
ナポレオンは1815年のワーテルローの戦いの敗北後、セントヘレナ島へ追放されるまでの期間にマルメゾンに一時期滞在していました。
ナポレオンの死後は、いろんな人に所有権が渡りましたが、現在は国立博物館となっていてナポレオンのいた総裁政府時代から第一帝政時代までの内装を見ることができたり、セントヘレナ島での生活の品や遺品もここに展示されています。
参考:Wikipedia
映画(ナポレオン)
この邸宅は、映画のモデルにもなっています。
2023年に公開されたナポレオンの半生を描いた映画、「ナポレオン」においてジョゼフィーヌが住む家として登場します。(映画でロケ地になったのは別の邸宅)
映画の詳細:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナポレオン_(2023年の映画)
どこにあるの?
パリの街の西側、 LA DEFENSE(新凱旋門とも言われる)からバスで20分くらい行った場所にあります。
名前:Château de Malmaison
住所:12 Av. du Château de la Malmaison, 92500 Rueil-Malmaison, France
URL:https://musees-nationaux-malmaison.fr/chateau-malmaison/
行き方:🚗
🚊 LA DEFENSE駅からバス(258)でLe Châteauで下車。そこから門まで徒歩8分
営業時間&入場料は?
営業時間はこんな感じです。お昼休みがあるので行く時は注意してください。
営業時間: 10:00~12:30(30分前まで入場可能)
13:30~17:15(45分前まで入場可能)
営業日:火曜日以外の毎日、ツアーは基本的に土日のみ(サイト要確認)
2025年8月現在の入場料はこんな感じです。
Full Price:€6.5
Reduced price:€5.0 ※割引の詳細はサイトで要確認
Groups(10人以上のグループ):€5.5
駐車場が門の前にありまして、€1.5で停めることができます。
大きめな駐車場なので基本的には停めることができるかと思います。
予約方法は?
ガイドツアーに参加したい場合は予約が必要のようですが、セルフで見学したいときには特に予約は必要がないようです。
ですが〜行った2025年の冬は修復中だったり、オフシーズンで営業日となっていても不規則に空いていない日も多くなっていました。
なのでサイトで予約をして、ちゃんと行けることを確認して行くことをオススメしたいと思います。
URL:https://affluences.com/en/sites/rmn-gp/musee-national-malmaison-et-bois-preau
私はセルフの見学で行きました。英語のみでしたが無料のオーディオツアーがあるので、色々と説明を聞くこともできますし、看板等に色々と詳しく書いてあったので楽しく見学が出来ました。
行った感想
門のところにある受付でオーディオガイドを貰ってガイドを聞きながら見学ができます。オーディオガイドは英語かフランス語でしたが、追加料金もかかりませんでした。
少し残念なのが〜今は外装の修繕作業中なんです。それだけは残念。


ですが〜そこはフランス。そんなところでも、ちゃんと見えるような工夫が。工事の幕もえが下の窓や壁画がそのままになるようになっているので雰囲気を見ることができます。

さぁ〜中に入りましょう!
素敵な部屋ばかりだったので、特に気になったお部屋だけ紹介します。
ビリヤード室
イギリスのヴィクトリア女王もビリヤードをよくやっていたと聞いたことがあるのですが、ジョゼフィーヌも夕食の後にビリヤードをよくやっていたそうです。

ジョゼフィーヌがいた頃の壁の色彩に修復されているので、ここにナポレオンとジョゼフィーヌが一緒に遊んでいたのかなぁ〜と思うと感慨深いですね。
ナポレオンの部屋
ナポレオンの書斎がすごかった!!天井から壁に至るいろんなところに装飾があるのはもちろん、本棚や素敵な机が神々しさを演出していました。
2階にジョゼフィーヌの寝室があるのですが、この書斎から行くのは、中央付近まで行って階段を上がって行かないといけなかったのですが、会いたいときにはすぐに会いたい!
ってことで、すぐに行けるように秘密の階段が奥の部屋に作っちゃったんですって。
そこまで愛してたんですね。

次にあったのは〜ナポレオンの寝室。再現されている寝室を見て思いませんか。

かなり質素なんですよねぇ〜書斎と寝室の違いにびっくりです。
ジョゼフィーヌの部屋
ナポレオンの寝室と違ってジョゼフィーヌの寝室は后妃としての風格を感じる凄い内装!
円形の部屋に素敵な天蓋付きのベットがおいてありました。ジョゼフィーヌはこのベットで息を引き取ったと言われています。ベットの天蓋が凄い細かい細工がされていて、実際に見てほしい。いろんな邸宅に行ってきたけど、ここまでの細工は素敵すぎる!

隣には化粧室があるのですが、化粧に長い時間がかかったために隣なのに休憩用のベットがあったり、その当時の生活が分かるように修復がされていていました。
お庭
邸宅がある敷地のお庭は、ジョゼフィーヌがいた頃の状態にしているんですって。
ジョゼフィーヌも邸宅のパサートから眺めていたそうです。

住宅街に建っているので、高い建物がないために当時と同じような景色を楽しむことができます。地図を見ると結構広いお庭なのがわかりますよね。

今回、邸宅が見たくてあまり庭園の情報を確認せずに冬に行ってしまったので、お花が咲いていなかったのが残念。
地図を見るとローズガーデンがあったり素敵な庭園もあったり、散歩するのもいい大きさなのでぜひ、春から夏にかけての新緑の時期、薔薇が綺麗な時期に行かれることをお勧めします。
セントエレナ島での暮らし(特別展示)
ナポレオンがワーテルローの戦いの後に、イギリス領の小さな島、セントヘレナ島に流刑となって、移り住んだのは有名な話。ナポレオンが亡くなったのもこの島ですね。
戦いの後に流刑が決定するまでは、マルメゾン城に住んでいたそうです。そんなゆかりからか、流刑後の暮らしを紹介する展示がありました。
セントヘレナ島はこんな場所。フランスやイギリスに近いのかと思いきや、アフリカで南半球にある島なんですって。

島内の邸宅に置いてあった調度品や食器類などが色々と展示されていたり、

亡くなった時の様子の絵画があったり、

そしてそして〜なんと。崩御の際に着ていた下着の袖(右から3番目)だったり、髪の毛(右から2番目)も展示してありました。

髪の毛は、DNA鑑定とかに活用されたりしたんですって。他にも紋章付きの食器やカトラリーや、遊びに使われていたもの達やナポレオンのデスマスクが展示されていました。
ここにも載せようかな〜とも思ったけど、ちょっと怖いのでやめました。
実際に行って見てください。
デスマスクって、話でしか聞くことがない昔の有名な偉人が実際にいた人物なんだと一番示してくれるものだなって思ってて、偉人を一番感じるものだなって思っているんですよね。
さいごに。
映画でも色々起点となっていた邸宅なので、映画の雰囲気と同化して映画の中にいるような雰囲気を持って見学することができました。(映画のロケ地は別の場所です)
実際に行って見て欲しいので、少しだけ載せましたが〜邸宅や庭園の他の部分も本当に素敵です。
そして、いろんな場所に皇帝ナポレオンの戦いや凄い権力の部分を示す展示はあって、凄い人だったんだな〜って思う部分や今でも影響をしている点が多く残っていますが、ここに展示されているのは公私の私の部分が多いかな。ジョゼフィーヌの家ではありますが、政府機関として使ってはいたとしても一番、リラックスして過ごしていた場所なんだろうなって皇帝の違う一面を見学してみてはどうでしょうか。
ぜひ〜行ってみて下さい。

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