【観光情報017】🇬🇧夏限定の楽しみ!宮殿に出かけよう(Buckingham Palace)

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イギリス旅行をする人は、必ず知っているとも言える宮殿がこの宮殿ですよね。

『Buckingham Palace』

ここでは、宮殿前で行われる衛兵交代に行く人が多いですよね。

通常は、一般の人は中に入ることは出来ないのですが〜

なんと、夏の間は王族の人達がスコットランドで静養するため、公務が行われないってことで一般人にも公開されるんです。そう、一般人も王様に呼ばれてなくても入ることができるんです。

ってことで、行ってきました。

どんなところ?

歴史&概要は?

ジョージ3世が1762年に、当時のバッキンガムハウスを購入して、建築家のジョン・ナッシュによって1830年までに宮殿へ改装されました。

その当時は、コの字の形でしたが、ビクトリア女王が即位してから1845年に改装して、私達がよく見る宮殿の形になったそうです。

宮殿は口の字になっていて、中庭のところで馬車の乗り降りなどをして出発準備を整えてから国民の前に出ることができるようになっています。(正面玄関の中庭はクワドアングルと言われている)

なんと、要人などをおもてなしするステートルーム(応接室)が19部屋、寝室が52部屋あったり、スタッフルームも118部屋、事務室も92部屋ある巨大な建物。

ちょっとした大きな会社のオフィスビル兼ホテルって感じですよね。

エリザベス2世が在位中は、平日はバッキンガム宮殿に寝泊まりして、休日はウィンザー城にいるという生活をしていたそうです。

1992年から、宮殿の一般公開がされるようになったそうで、その時にウインザー城が火事になり修復のための費用に見学料金があてられたみたい。王様のお城の修繕費は自分で稼いで賄ったんですね。

期限付きの一般公開の予定が、毎年の恒例行事になり多くの観光客が集まります。

どこにあるの?

住所でわかる通り、ポストコード(郵便番号)と名前だけで郵便物は届くくらい唯一無二な存在。

名前:Buckingham Palace
住所:London, SW1A 1AA
URL:https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace
行き方:🚊Green Park駅から徒歩 分

入場料は?

毎年改訂は行われていますが、一般的なセルフガイドツアー(オーディオガイドを使って、自分のペースで見学する)と、去年から王様が挨拶するためのバルコニーがある東ウィングの見学ツアーも企画されています。

ここでは、一番一般的なツアーのみの価格を表示しておきます。

通常ツアー
Adult(25歳以上):£32.00(オンライン)、£35.00(窓口)
Young Person(18歳以上、24歳以下):£20.50(オンライン)、£22.50(窓口)
Child(5歳以上、17歳以下)、障がい者:£16.00(オンライン)、£17.50(窓口)
5歳未満は無料

※隣接するThe Mews, King’s Galleryとの共通券、東ウィング特別ツアー券、バッキンガム宮殿裏のガーデンツアー券なども売っています。

予約方法は?

予約は必須ではないですが、人気なので公開スタートしてすぐは予約必須です。9月まで公開が行われますが、9月は学校のお休み期間が終わるため、少し空いているため予約しなくても入ることができます。ただ〜、上にも書いた通りオンラインが安いです。

URL:https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace#book_tickets

電話でも予約を受けつけてくれます。この場合は予約手数料が£2かかります。

電話番号:+44 (0)303 123 7324

行った感想

過去5回、宮殿に行っているのですが、毎回、凄いって言葉を何回言ったかってくらい圧倒されます。ただ、写真は撮影不可なので目に焼き付けています。

クワドアングル(中庭に面した正面玄関)

Ball Room (晩餐会会場)

ヴィクトリア女王のために音楽家が演奏できるステージや、王様の玉座などが設置されていて、国賓待遇の要人が来た際は晩餐会が行われていますので、テレビで見たことがあるっていう人も多いかなと思います。

これは、王室のインスタに載っていた天皇陛下が渡英した時の晩餐会の様子です。

写真と比べて、ここにお二人はいたのかなぁ〜って天皇陛下目線で会場をみたりしていました。

ここでは、毎年特別展が行われていて2022年は、エリザベス2世の在位75周年だったので、ジュビリーのお祝い会場の雰囲気を展示したり、2023年は戴冠式が行われたすぐ後だったため、王と女王の戴冠式の際に来ていらしたローブ・軍服・ドレスが展示されていました。

今年は、チャールズ3世の外遊時に同行しているアーティストの人達が描いた世界を展示しており、王自身が描いた絵も展示されていました。(チャールズ3世は、水彩画をよく描く画家でもあるんです)

毎年、王様監修の元、王の行事やプライベートに関する展示がされるので一つの楽しみでもありますね。

URL:https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace/state-banquets-at-buckingham-palace#/

Throne Room

受勲式や王室行事、戴冠の記念撮影などに利用されている部屋で玉座が中央にあり、天井にはイギリスの最高位勲章のガーター勲章の模様になっていたり、スコットランド・アイルランド・イングランドの紋章が入っていたり、王室の権威を存分に表現している場所。

今年は、ここにチャールズ3世とカミラ王妃の肖像画が置かれるようになりました。

玉座の横にはエリザベス2世の肖像画がかかっています。

出典:https://cmsadmin.rct.uk/sites/default/files/styles/rctr_scale_1010w/public/images/main/State%20Portraits.png.webp?itok=IQ6z4_AR

White Drawing Room

白と金を基調とした部屋に、ものすごい大きなシャンデリアが飾られた部屋で、要人たちとの謁見で使われたりする部屋らしいです。

天皇陛下が渡英された際に、このDrawing Roomの入口のところで記念写真が撮られました。撮影禁止なので同じ場所に立つだけでしたが、同じ場所にいるって不思議な気分ですよね。

Picture Gallery

ここには、王室コレクションに収められている絵画が並んでいます。

JOSEPH SMITHという商人のコレクションで、ジョージ3世が絶対に価値があると言って20000ポンドを出して購入したCANALETTOなどの絵画コレクションが有名らしい。

ですが〜それだけではない。

展覧会でみるような有名な絵画ばかりが多数展示されています。毎年、コレクションから厳選された絵画が飾られています。今回、展示されていたのは〜こんな感じ。

※ロイヤルコレクションのサイトからリンクで写真を拝借してます。


⭐️REMBRANDT VAN RIJNの絵画

The Shipbuilder and his Wife

⭐️CANALETTOの絵画

The Piazzetta looking North towards the Torre dell’Orologio

⭐️SIR PETER PAUL RUBENSの絵画

Self-Portrait

⭐️JOHANNES VERMEERの絵画

Lady at the Virginals with a Gentleman

宮殿のピクチャーギャラリーに展覧会・美術館として観に行くだけでも良いくらい、素敵で有名な絵画が色々と見ることが出来ます。上で紹介したものでも他で見たことがあるよって人もいるかもしれません。なんとCANALETTOの絵画は、2024年に日本で展覧会を行った際にコレクションから数点が飾られたようです。

参照している絵画や、展示物の詳しい情報はここで見ることが出来ます。

URL : https://www.rct.uk/collection/

かなり詳しく解説が書かれているので、ギャラリーで見た絵の情報をメモしておいて、サイトでじっくりと読むのも良いですし、絵を見ながらサイトで検索して情報を見るのも面白いと思います。(一応、スマホを使用して検索するのは大丈夫です。撮影はNG!)

全体的に〜

公式でハイライトが載っているので、どうしても行けないよ〜って人も体験できます。

URL: https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace/highlights-of-buckingham-palace

これから見学するよ〜って人も、一度見て行くことをオススメします。

なぜなら、”わー🤩”ってなって驚くばかりで、冷静にじっくり見ることが出来ないから。冷静に見るためにも、ハイライトで見た場所だ〜!って方が、ちゃんと見ることが出来ると思います。

ってくらい、見学すると毎部屋、凄い景色が広がります。(5回行ってる私の感想)

ガーデン

観光が終わって広がるのが、広ーいガーデン。

パンデミック前はガーデンが開放されて優雅なひと時が過ごせたのですが、最近は特別ツアー以外は立ち入り禁止になってしまいました。

ですが〜眺めるだけでもロンドンの中心にいることを忘れさせてくれる場所です。

そして、出口に向かって歩いていくと池があったり林があったりしています。歩く道にはベンチもあったりしてガーデンを見ながら過ごせますし、池を望みながら宮殿を見ることも出来ます。

カフェ・アイスクリーム

観光が終わった後に余韻に浸りたくないですか。

宮殿の庭に面した場所にあるのがカフェです。簡易的ですがアフタヌーンティーセットがあったり、美味しいケーキやサンドイッチがおいてあって、ガーデンを見ながらひと時を楽しむことが出来ます。

そして、人気なのが〜〜アイスクリームなんです。

毎年、味の違うアイスクリームが食べれるパーラーがガーデンの中にあります。今年は、プラントベースバニラアイスクリーム(ヴィーガンアイスクリーム)です。

毎回、このアイスを楽しみにしてるんです。

甘くて美味しいので、観光の最後に楽しんでもらえたらって思います。

お土産コーナー

ここの宮殿は、王室グッズのお土産コーナーがバスケットコートかテニスコートか?ってくらい広いんです。王室グッズにはいろんなシリーズがあるのですが、ここまで揃ってるのはこことオンラインサイトだけ!

やっぱり、見て買いたいってものもあったりしますよね!

お土産コーナーでも量の多さに圧倒されてしまうことが多いので、サイトで色々見ておいて目星をつけてから観光して、最後に購入するっていうのも良いかなって思います。

そして、ここで買えなくても、在庫は少ないですが、後から買える場所もあります。

内部公開していない場合でも、以下のオフィシャルショップで購入ができます。

⭐️Buckingham Palace Shop

また、隣接する施設のお土産ショップもチケットがなくても入れるようになっているので、買い忘れた〜ってものはここで探すのもあり。

⭐️The Royal Mews

⭐️The King’s Gallery

実は〜この中でも一番大きいのはThe King’s Galleryのお土産コーナーなんです。パレスショップよりも大きくて品揃えが豊富なので、ここで買うこともオススメです。

私も、パレスショップで無くて、The King’s Galleryから持ってきてもらったことがあります。営業時間等は、施設の開館時間によって異なるのでサイトで確認して行って下さいね。

あとは、オンライン。在庫切れの心配はあまりないかな。

URL : https://www.royalcollectionshop.co.uk

オンラインは、世界発送してくれるので日本へ発送も可能ですよ。

もっと楽しむ方法!

足腰が悪い人でも大丈夫!アクセスビリティチェック!

宮殿って階段のイメージですよね。エレベーターがないから、車椅子じゃ見学できないって場合もあったりしますよね〜でも、そこは流石のバッキンガム宮殿。

足が悪い人でも普通に楽しめます。

私の母が足が悪くて階段が難しいので利用しました。

URL:https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace

出入りのアクセス

アシスタントを予約することが出来ます。これは事前予約が必要みたいなのですが、バッキンガム宮殿の正面入口右側の門から、バギーで入り口まで連れてってくれるサービスです。

足が悪いと、色々歩くのが大変なので、頼むとクワドアングルに直接行くことが出来ます。

帰りだけ利用もできます。帰りだけだったら予約入らず、その場で足が悪いので〜と言うとガーデンの向かって右側からバギーで宮殿入口まで返してくれます。

その場合は、お土産コーナーとアイスコーナーに行けなくなってしまうので、お土産コーナーとかに行ってから、バギーの場所に行くことをオススメします。

中のリフト(エレベーター)利用

私はこれを利用しました。チケットを見せた時に杖をついている母を見て、スタッフの方が「リフト(エレベーター)利用するか?階段で大丈夫か?」を聞いてくれて、できればリフト使いたいと言うと、受付に通してくれて、アシスタント希望のストラップを下さいます。

それを見せると、リフトまで連れてってくれて載せてくれます。

アシスタントが一人ずつついて、裏に隠されたリフトまで連れて行くので多少時間がかかりますが、足が悪い人が大階段を上がるよりは利用価値が高いと思います。

もちろん、車椅子の人もMobilityの人も利用できるみたいです。

大階段も見学の見どころなのですが、階段も最上部からと下部から見学ができるようになっているので、普通に見学している人と変わらずに見学をすることができる工夫もされていて、びっくりしました。

私、階段を上がれないから〜と諦めてしまう必要は全然ありません。

年パスにしてもう一度行こう!

せっかく住んでいるんだったら時間があるし〜、もう一度行きたくなりませんか。

宮殿に行くのが一回だけではもったいない!!!!

チケットをちゃんと見てみて〜実は、年パスにすることができるんですよ。

年パスは、1-Year Passと言います。

用意するもの

・購入したチケット(紙で用意)

・Photo ID(パスポート、免許証等の1-Year Passでのサインと同じサインがある証明書)

・クレジットカード(電話で予約の場合)

【一回目の訪問時】

①オンラインで予約の場合は印刷する。印刷できない場合はチケットオフィスに寄って紙のチケットにしてもらう。
②チケットに名前(Print Name)とサイン(Signature)を記入する。
③入り口でチケットを見せてバーコードをスキャンしてもらう。
④バッキンガム宮殿を楽しむ
⑤宮殿を出て、お土産屋さんの建物を通って出口方面へ。出口付近にカウンターがあるので、そこにいるスタッフに1-Year Passにしたい旨を伝えてスタンプを押してもらう。

チケットの記入は、こんな感じ。

紙のチケットの場合は、チケット裏に。
オンライン予約の場合は、チケットの下に。

【2回目の訪問時 予約する場合編】

予約したい時にはネットではできないんです。電話での予約が必要で、チケットの番号と名前と、予約したい日時を伝えると予約ができます。
予約料がかかりますので、電話する際はチケットとクレジットカードを用意して下さい。
電話番号:+44 (0)303 123 7324
予約料:£2
②当日、チケットオフィスに行って予約した旨を伝えて、1-Year PassにしたチケットとPhotoIDを見せて、当日のチケットをもらう。
③予約の時間にエントランスでチケットを見せて、入場する。

【2回目の訪問時 予約せず直接行く場合編】

①予約サイトを確認して、チケット予約にまだ空きがあることを確認しておく。(予約がいっぱいだと入ることはできない)
②宮殿についたらチケットオフィスに行く。
③1-Year Passにしたチケットを見せて、空いている時間を聞いて空いていたら、PhotoIDを見せて新しいチケットをもらう。
④チケットに書いてある時間にエントランスにいってチケットを見せて、入場する。

衛兵交代を一緒にみよう!

せっかくなら、有名な衛兵交代も同じ日に行けるスケジュールを組みましょう!

公式サイトに時間が色々書いてあるので、参考にして朝、衛兵交代を見てから宮殿に行けるようなスケジュールを組むと効率よく観光ができます。

衛兵交代日:月曜日,水曜日,金曜日、日曜日
衛兵交代時間:11時

※日曜日は、Sunday Paradeが行われて、衛兵交代式にカラー(旗)が掲げられる平日とは違う特別な行事が行われています。

詳しい情報は以下のサイトで確認できます。

URL:https://www.householddivision.org.uk/changing-the-guard

長くなってしまったので、衛兵交代については別途記事を書きたいと思います。

さいごに。

イギリスで最も有名な施設がここだと思います。いろんな場面でテレビでも出る場所なので、ぜひ、夏にロンドンにいるって時には行くことをオススメします。

ぜひ〜行ってみて下さいね。

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