【豆知識055】🇬🇧車輌盗難、車上荒らしに気をつけろ!

イギリス生活

イギリスは日本より治安が悪いと言うのはよく聞くと思います。最近、また近所でも車上荒らしの跡をよく見るようになったので気をつけて行きましょう。犯罪に気をつけるに越したことはないですね。

今回は、車に関して気をつけることを書こうと思います。

🇬🇧イギリスの駐車事情

築100年を超える家が並ぶイギリスでは、駐車場を作る土地が無く、道に線を書いて駐車場を作るしかないって場所が多いのです。家を借りても車の駐車は路上ってこともよく聞く話です。

結構、車社会のイギリスなので車を持っている方は家を借りる時にも一つの条件になってきます。

駐車には、柵やシャッターがあって特定の駐車スペースがあるパターンと、地域(ゾーン)や敷地内数台停めれる駐車場の駐車権利を買って駐車するパターンがあり、後者は、以下のような感じ。

Off-road Parking : 家の前の敷地に駐車するパターン
On-road Parking:道路に駐車するパターン
二つに共通するのは、地域or特定の駐車場が決まっているだけで特定の駐車スペースはなし。

こんな後者のパターンで起こる危険性が多いのは〜車の盗難や車上荒らし😡

トップの写真にも使ってますが、柵もなければ、誰でも車に近づけるんですもの。。。

日本だと商業施設や観光地の駐車場で遭うイメージですが、イギリスではほとんど家の前が現場になることがほとんどなんです。

車に関する事件

よく言われるのは〜

『車上荒らし』『車本体の盗難』『車の部品の盗難』

がありますね。

私自体は、車に関して事件に遭遇したことはないのですが、

車上荒らし

どんな時に起こる?

聞いた話❶

家の前の道(駐車スペース)に停めていたところ、朝に使おうと思ったら車の後ろの窓が破られて荷物が取られていた。

聞いた話❷

家の前(駐車スペースあり、柵なし)に停めていたところ、防犯ブザーもならずに窓も破られていないけど、荷物だけがなくなっていた。

聞いた話❸

友人の引越しを手伝うために、友人宅で荷物を入れるために自分の荷物を助手席に置いたまま荷物をもらいに行き、戻ってきたら窓を破られて荷物を取られていた。たった5分程度の話だそうです。

インスタグラムでも、車上荒らしの俊敏さが投稿されていました。

これを見ただけで、目をつけられたらあっという間に取られてしまうと言うことが分かりますよね。

気をつけること。

聞いた話から言えることは一つ!!

『車内で、外から見えるところに荷物は絶対に置かない』

どんな場所にいる時も、ちょっと玄関口で荷物をもらう場合であっても数秒離れてしまったら、犯人はそのスキを使って取っていきます。数秒でも目を離す時には荷物も持って行きましょう。

あと、聞いた話でブザーが鳴らなかったと言う話が。なぜか?というと〜鍵が空いていた可能性が高いらしいです。

ボタンで鍵を開け閉めする車が増えていますよね。車から離れる際に子供がいたりして荷物を色々移動しているドアを閉めたけど鍵をかけるのを忘れたらしいです。

そこで気をつけたいのは〜

『車に鍵をかけたかはダブルチェック!』

最近も、夜中に鍵が空いている車がないかハンドルを触って歩いている人がいるらしいです。路上や柵がない駐車場の場合は、夜中に触られている可能性があります。空いてたらラッキー、荷物を物色してダッシュボードの中やトランクの中も見られて荷物が取られると言う事件が多発しているそうです。

車本体の盗難

どんな時に起こる?

聞いた話❶

家の前の道の駐車スペースに停めていたところ、次の日の朝に同じ場所になかった。

聞いた話❷

家の前のスペースに駐車していたところ、次の日の朝に車がなかった。

インスタグラムでも同様の投稿がいくつもされています。

日中でも、夜中でも起きているそうです。投稿を見ると電波の中継できるものを持って玄関前に立って電波を受信して、オープンさせて持ち去って行きます。

気をつけること。

なぜブザーも鳴らさずに車がなくなってしまうのか。昔の車でドアの開閉キーが鍵なものはピッキングと言う手法がありましたが、今の最新式ではほとんどキーがボタン式になってますよね。また、エンジンもドアを開けることが出来たらボタンを押すだけでかかる車も多々ありますよね。

ピッキングもできないのに〜って思うかもしれないのですが、今の場合は電波を使って開けています。

ボタンキーと車は常に通信をしていて、ボタンキーのドアのオープン信号を車が受信して開けます。

鍵が車の近くにあって、オープン信号を通信できたら車が空いてしまうと言うことなんです。インスタにやっているところを防犯カメラが捉えた映像が多々出てきますのでご覧ください。

鍵は通信できないように保管しておく必要があります。普通の一軒家とかであれば駐車場と鍵がある場所が近くなることが多いので危険性が高くなります。

そんな時は、鍵をアルミ缶の中に保存しておくことや、遮断するようなものが売っていたりします。

日本の方はこちら

 イギリスの方はこちら

2025/03/11更新

車の部品の盗難

どんな部品が盗難に遭う?

聞いた話❶

プリウスの触媒という部品がかなり狙われているみたいで、家の前の道の駐車スペースに停めていたら、朝乗ろうとしたら部品が消えていたそうです。しかも、数回やられていたらしいです。

気をつけること。

部品関係は、結構多くの同車種に起こっている可能性があるので、ディーラーに相談しましょう。

プリウスも部品が取れないようなカバーをつけてくれることになったそうです。

実際に遭ったらどうしたら?

警察への連絡

警察『999』に素早く連絡しましょう。

車の盗難に遭わないための知識が色々と警察のサイトにも載っています。遭わないためにも、一度目を通しておくことをお勧めします。

URL: https://www.police.uk/cp/crime-prevention/keeping-vehicles-safe/

必ず、警察に連絡しないと保険の申請等が出来ませんので必ず行いましょう。

報告番号が発行されますので、その番号を取得していろんな手続きに使用してください。

その他

インスタグラムで見た、車の盗難に遭った後に自分の車を見つけ出した人の話。

車が盗難に遭った後、車で数分の距離を汲まなく探したそうです。なぜかと言うと、犯人のある行動が関係しているそうです。

犯人は一度、少し離れたところに停めて数日停めておくそうです。(フリーパーキングできるスペースに)窃盗されたすぐは、警察の捜査が入り監視カメラ等で同じ番号の車が写っていないか確認したりしますよね。その間にカメラに映ったら見つけられてしまうので動かさないそうです。

その後、数日経ってから所定の場所に車を移動するそうです。

なので、その間に盗難に遭った周辺を探すことで車が戻ってくる可能性があるということでした。

注意

車上荒らし、車の盗難の現場に犯人がいる状態で遭遇した場合は、身の危険を先に確保してください。

体格的に勝てそうだと思っても突進して行くのはやめて、犯人は刃物を持っている可能性もありますし、少し遠くから叫んだりブザーを鳴らしながら警察を呼んで下さい。

さいごに。

日本にいた時も、友人が車を盗まれる事件に遭ったり車上荒らしにあったりすることは聞いたことがありますが、日本の比じゃないくらい周りで聞く話なので、十分注意して、楽しい車ライフを送りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました