【観光情報008】🇬🇧日本の歴史も見れるイギリス空軍RAFの博物館に行ってきた。

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王様の公式誕生日のパレードや、公式のお祝いの時に毎回話題になるFlypast(儀礼飛行)を行う軍隊の歴史などを展示している博物館に行ってきました。

Flypast(儀礼飛行)

Flypastは、王様への儀礼として行われるので、王室関連の行事の時に見ることが出来ます。

この映像は、 先日5月5日に行われた第二次世界大戦のヨーロッパでの終戦記念に行われたFlypastの様子です。バッキンガム宮殿のバルコニーに立つ王族の方々が見守る中、色んな戦闘機が参加して空を彩りました。

Red Arrows

この儀礼飛行の目玉はやはり最後に出てくるRed Arrowsの赤白青のユニオンジャックカラーの煙を噴射する飛行ですね。基本は6機のRed Arrowsと言われている赤い戦闘機での飛行です。

2019年のTrooping the colour(公式誕生日)

他にも色んな飛行機と共に儀礼飛行を行ったりもします。

2023年のTrooping the colour(公式誕生日)
2025年VE Day

かっこいい6機の飛行機が綺麗にバッキンガム宮殿の上を飛んでいくのは、イギリスで一度見て欲しい景色です。

珍しい編隊の飛行

ジュビリー&戴冠式の時には、在位年数やマークの飛行が現れます。

2022年プラチナムジュビリー
2023年チャールズ3世戴冠式(戴冠式、雨のため公式誕生日に飛行)

どんなところ?

そんなFlypastを行う空軍(Royal Air Forse)の飛行機を中心に空軍の歴史が展示されているのがこの博物館です。LondonとDuxfordに大きな博物館があり、Duxfordでは毎年航空ショーが行われているのが有名です。

今回行ったのはLondonの博物館です。

名前:Royal Air Force Museum London
住所:Grahame Park Way, London NW9 5LL
URL:https://www.rafmuseum.org.uk/london/
行き方:🚗A406のBrent Crossのラウンドバウトから3マイル程度
    🚊TubeのColindale駅から徒歩14分
料金:無料(駐車場は有料)

予約方法

基本的に予約は必要がないです。入場料も基本的に無料です。

受付で人数を言えば入ることが出来ます。

ただ、車で行く場合は予約がオススメ!

予約をすると、3時間までの駐車料金が£1安くなります。駐車料金が£8.5なので、£7.5になるのは結構大きいですよね。私は、予約するのを忘れて、到着時にオンラインで予約をして入りました。

駐車場の入口のカメラで車のナンバーをチェックされているので、帰宅する時は3時間以内であれば、何も手続きなしで帰宅することが出来ます。

行ってみた感想

空軍の博物館なので、まずは空軍がどんな仕事をしているのか〜どんな人が働いているのかとか、功績が展示されています。想像つく戦闘員から料理担当の方、施設職員などの裏方?と思われる人まで幅広く色んな人のインタビューが録音されていて、聴けるのが興味深いところです。

全部聞くと時間が足りないのと〜英語力が。。。って言うのがあってあまり聞けなかったのが残念。

Flypastで見たのはもちろん、飛行機での戦闘が始まった始めの時代から現代までの軍用機が大量に展示されていて、以前Red Arrowsで使用していた機体も展示されています。

普通に戦闘で使っていた退役した軍用機なので、これで空爆していたのねって思うとちょっと複雑ですが、現実に起こっている戦争を目の前に感じる興味深い展示たちとして学びの場としても良いかな。

体験コーナー

軍の博物館だけに、目的地にミサイルを投下するシミュレーションゲームがあったり、戦闘機のデザインを考えるアクティビティがあったりして面白かったです。飛行機は結構色んな尾翼が選べたり、色が選べたり大人でも楽しくなってしまう内容でしたね。

他国の軍用機

戦争で飛行機が大量に導入されたのは、第一次世界大戦の最後と第二次世界大戦。

ってことで、ドイツ軍の軍用機、アメリカの軍用機、そして・・・日本の軍用機の展示があります。

ドイツ軍のマークを見ると、教科書で見るヒトラーが想像できます。

日本軍は、私達が忘れてはいけない特攻の歴史ですが、その象徴でもある桜花が展示されています。一人しか入れない大きさでミサイルと同じような大きさなのが怖いですよね。

この歴史は忘れてはいけないので、実際に見せて子供に伝えて欲しい。

他にも第二次世界大戦で活躍したKi-100という五式戦闘機が展示されています。これは、なんと世界で残っている唯一の機体なんだそうです。製造番号もわかっているみたいで、1945年6月に製造されて使われていたものだそうで、戦後にイギリス軍に接収されて、現在は全部オリジナルで残っている訳ではないみたいですが、まだ動くらしいです。ってか、ちゃんと動く状態で保存しちゃうイギリスって凄くないですか。(出典:Wikipedia

 

なかなか、密度の高い博物館でしたね。普通にFlypastで使っている飛行機を見に行こうって軽い気持ちで行ったのが、日本軍のことも戦争のことも色々と勉強できる場所で一度行ってみて欲しい場所です。

軍のことがテレビでもやってるし、Flypastでも出て来るので身近なイギリスだからか〜、家族で来ていて展示物で子供に説明しているお父さんやお爺さん、カップルで彼氏の説明に真剣に聞いている彼女の姿を見たり、こういう姿って日本であまりないので羨ましく感じました。

語り継ぐって必要ですよね。

さいごに

一見、日本に関係ない博物館も日本と関係があったりするのが興味深いところ。

日本軍が解体されているということもあり、日本には、あまりこう言う博物館が少ないので、行って勉強してみるのも良い海外体験になるかと思います。

ぜひ、行ってみてください。

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