イギリスって日本にいるよりも、芸術が身近なんですよね。
美術館が無料で入れたりして、小学生くらいの子が日常の授業として美術館で授業していたりするし、無料のアートイベントがたくさんあったりして、ふらっと出かけられたりできるんですよね。
そんな中、毎回楽しみにしているのが〜
『BEAT (Borough of Ealing Art Trail)』
どんなイベント?
ロンドンのEaling地区に住んでいる芸術家の人達が自分のアトリエを公開したり、集会場に集まって、作成した作品を公開したり販売したりできるんです。
歴史&概要は?
BEATは、地元のアーティストの世界への窓を提供し、創造への情熱を奨励し、一般の人々や地域社会だけでなく、参加者にも芸術的な経験を広げるエキサイティングな機会を提供しています。
2025年は66会場で220のアーティストの人達が展示・販売を行っています。
毎年、9月の第一週・第二週で行われていて、2025年は9月6日、7日、13日、14日です。
どこでやってるの?
名前:BEAT(Borough of Ealing Art Trail)
住所:Ealing 地区の各会場
URL:https://ealingbeat.org.uk
行き方:会場ごとに要確認
会場は、こんな感じ。66箇所の会場があります。

入場料は?予約は?
どの会場も入場料はありません、予約の必要もなし!
この時期にEaling地区のさまざまなところで配られている冊子やネットで行きたいアーティストの場所を調べて行くだけ!
2025年版の参加者詳細情報はこちら。
2025年版 : https://online.flippingbook.com/view/230710662/
行った感想
下準備
まずは、スーパーや商店、会場にて冊子をゲット!

ここに会場とアーティスト情報があるので、行きたい場所を探すのも一つの楽しみなんですよね。こんなに、この地域にアーティストがいるなんてってくらいの人数の情報がこの一冊に集約されているんです。
実際の会場
実際に参加している場所には、こんな会場ポスターが貼られています。今年は、風船で道案内している場所もあって、結構わかりやすくなっています。

中に入って、アートを楽しみます。この会場は、West London大学の中の学生の作品展示。芸術・ドラマなどの放送・デジタルアート専攻の大学や、ドラマスタジオも多いEalingなので、いつもは入ることができない場所で、素敵な展示を見ることができます。

また、こんな会場もあります。

こういう会場だと、各ブースでアーティストの人が直接、絵の意味やどんなやり方などのコンセプトを教えてもらえたり話をする事ができます。また、それぞれには必ずってくらい値段が書いてあるので、直接オリジナル作品を買う事もできます。
その他、個人の家のアトリエでも開催しています。本当に住んでいる個人宅なので、SNSやブログには写真は載せることはしないようにしてますが、直接どんな環境で描いてるいるのか、作品を作っているのかを知れたりするので、アーティストの人柄をより見ながら作品を見たり買うことが出来たりします。
我が家の楽しみ
イギリスの家庭に入ってみる機会ってホントないので、どんな場所で作っているのかなぁ〜って観察してみたり。普段は入れないスタジオに入ってみたりってことも気軽にできる機会なので、そんな会場に入ってみたり、新たなお気に入りを探しに行ったりしています。
また、我が家も以前、参加しているアーティストの作品が凄く好きで一つ購入して家に飾っています。決して有名なアーティストでは無いですが、独特の雰囲気がお気に入り❤️
今年も購入した作品の本人が開催している会場に伺って、話をしたり、別の作品を見せてもらったり、いろんな作品を見て楽しんでいました。
その他のアートフェア
ほんと、たくさんあるアートフェアがあるので参加してみたりしています。いくつかありますが、種類の違うフェアを3つ書いてみました。
British Art Fair
Saatchi Galleryで行われているアートフェア。
いろんなギャラリーが参加しているので、日本の近代美術館などでも個展を開くような有名なアーティストさんの作品を見ることもできるし、基本はギャラリーの担当者が対応してくれるんですが、運が良ければ有名なアーティストの人に話しかけちゃったりすることもできるんです。
そしてすごいのが〜そんな作品をなんと買うことが出来るんです。
とは言っても、まぁまぁな値段なので私には手が出せないですけどね。
URL : https://www.britishartfair.co.uk
Windsor Art Fair
Windsorで行われているアートフェア。
BAETと同じようにギャラリーではなく、個人のアーティストが直接展示販売に来る場所です。行った時には、イングランドの全域からいろんなアーティストが来ていました。
また、アーティストの人が直接、アート教室を行ってくれるブースも併設。
子供も大人も一緒にアートを楽しむイベントでした。
URL : https://windsorartfair.uk
Parallax Art Fair
Kensington のタウンホールで行われているアートフェア。
最近はChelseaのタウンホールで行われていたりするみたいです。
入場料無料で一番行きやすいフェアだと思っています。イギリスのアーティストだけでなく、いろんな国の方が集まってくるフェアです。私が話したアーティストは、オランダ在住からだったり、アメリカ在住だったりするアーティストでした。
よりいろんな国のアーティストと出会いたい人には気軽に行けるフェアだと思います。
URL : https://www.parallaxaf.com
さいごに。
日本だと、日本のアーティストにしか出会いの場がないなって思っていたりするので、イギリスにいるからこそ、いろんなアーティストに出会ってみるって言うのも面白いし、興味深いイギリス生活になるのではないでしょうか。
ぜひ〜まずは来週もやってるBEATに行ってみてください。
コメント