【豆知識066】🇬🇧革靴の発祥の地イギリスの靴事情、靴のラベルって確認してますか?

イギリスの靴事情のタイトル イギリス生活

靴買う時に靴についているラベルを確認して買ってますか?

ラベルの表示について確認しておこう!

その他も、イギリスには、たくさんの有名なブランドがあったり、有名な街があったり、イギリス発祥の靴があったり、イギリスの靴に対して豆豆知識を入れてます。最後まで読んでください。

靴のサイズを調べよう

イギリスでは、大人と子供で違うので、大人用、子供用に別で書きました。日本のサイズ表示と合わせて書いているので、買う時に参考にしてください。全部センチメートルで表示されたら良いのに〜って思いますよね。ほんとややこしい。

大人の靴のサイズ

日本のサイズは、センチメートルですが、イギリスやヨーロッパ、アメリカはインチが基本だったりして全然数値が違うので、自分のサイズがどれか?ってわからなくなったりしますよね。

いろんなサイトで確認した変換式はこんな感じなんですって。

USサイズ男=(日本サイズの10の位+1の位)+日本サイズの小数点以下
USサイズ女=(日本サイズの10の位+1の位)+1+日本サイズの小数点以下
EUサイズ=(日本サイズ×2)-10
UKサイズ=(日本サイズの10の位+1の位)-0.5
※靴によっては0.5は切り捨てて表示されている。

表にするとこんな感じです。

日本サイズUS サイズEU サイズUK サイズ
20.53.52.5313122
214332322.52.5
21.54.53.5333333
225434343.53.5
22.55.54.5353544
236536364.54.5
23.56.55.5373755
247638385.55.5
24.57.56.5393966
258740406.56.5
25.58.57.5414177
269842427.57.5
26.59.58.5434388
2710944448.58.5
27.510.59.5454599
28111046469.59.5

子供の靴のサイズ

子供のサイズはこんな感じです。変換って言うよりは暗記しないとって感じですね。20cmは大人サイズで作られていることが多いので混在しているので注意が必要ですが、見た目が全然違うので数値が全然違っても分かりますよね。

日本サイズUS サイズEU サイズUK サイズ
8.00
8.50.5160
9.0116.50.5
9.52171
10.02181
10.53182
11.04193
11.5419.53
12.05204
12.55.5214.5
13.06225
13.56.5/7235.5/6
14.07/7/523.56/6.5
14.58247
15.08.5257.5
15.59/9.525.58
16.09.526.58.5
16.510/10.5279/9.5
17.0112810
17.511.52910.5
18.01229.511
18.512.530.512
19.0133112.5
19.513.5/132.513/13.5
20.01/1.53313.5/1

 

⚠️サイズに対する注意

イギリスの靴の通販サイトだとサイズが細かく書いてあったりするのですが、アジア人とヨーロッパ人で足の形の特徴や目安が違うのでアジアンブランドとヨーロピアンブランドでは形が違うんですよね。

足の甲の高さだったりアキレス腱の形だったりが違って靴擦れが起きやすかったり、逆に履きやすくなっていたりサイズ以外でも違うことがあるので、一度履いてみることを強くオススメします。

参考にしたサイトはこれです。

URL: https://okuraya.jp/column/shoes-size
URL: https://hugkum.sho.jp/144467

靴の素材を調べよう

靴に貼ってある表示と言えば、日本だとサイズ表示くらいなのですが、ヨーロッパ各国で靴を販売する際には、素材についてもラベルで表示しないといけないというEU連合の法律があるんです。

EUの公式ページはこちらです。

URL:https://eur-lex.europa.eu/eli/dir/1994/11/oj/eng

イギリスは、ヨーロッパに輸出することを想定してEUの法律を遵守して販売されています。

素材を示す靴の位置を図で表示されています。

甲部素材
裏(内側)素材
底素材

各位置の素材がどんなものかが絵で説明されています。

皮革を表し、欧州皮革産業界が規定した定義に当てはまる革。即ち動物本来の繊維組織を持ったままを皮を鞣した革で、表面の仕上げ膜層が0.15mm以下であることが条件。
革に他の素材を張り合わせたり、コーティングしたりした材料で、膜層の厚さが革の厚さ1/3に達しないが0.15mm以上のもの。
天然繊維や合成繊維の織物や不織布
ゴムやプラスチック等のその他の素材

シールで貼ってある場合もあるし、布に印刷されて靴に縫われている場合もあります。

合皮なのか〜本革なのか〜分からない場合ありますよね。そんな時もこのラベルを見ると、本革ではないことが明らかになります。

素材が何かってかなり重要なんですよね。もちろん、本革かどうかというのも重要だったりするのですが、ヨーロッパでよく聞くのは靴を洗濯機で洗うことも普通にあるんですって。日本だと洗濯機で洗うのは学校の上履きくらいかなって思うんだけどね。

素材によって、洗える洗えないって変わってくるし、メンテナンスも違うので重要なんですね😉

靴の街に出かけよう

靴に対する知識を得たところで、こんな街に行ってみてはどうでしょう?

Northampton

イングランド中部にある街で、英国を代表する靴メーカーや、靴製作の学校がある街で「革靴の街」と呼ばれています。各靴メーカーの工場にはファクトリーショップが併設されていて、通常価格より安く買えたり、アウトレット商品が安価に買えたりするので人気!

Jermyn Street

ロンドンにあるイギリス紳士の身だしなみを整える全てのアイテムが揃う通り、王室御用達のお店も多々ある通りなので、ここでイギリス紳士っぽくカッコよくサイズを言って試し履きしてみるとか良いですよね。

イギリスの有名な靴のブランド

📌John Lobb

📌Tricker’s

📌Edward Green

📌Church’s

📌Crockett&Jones

📌Joseph Cheaney & Sons

📌Dr.Martens

📌Hunter

イギリス発祥の靴、イギリスならではの靴を知ってる?

イギリスってやっぱり靴の国なんだなぁ〜って思うのが、発祥の靴があるってこと!

ウェリントンブーツ

ウェリントンブーツって知らないよ〜って人も多いかもしれないですね。日本語で言えば〜長靴です。長靴は、イギリスではウェリントンブーツ(Wellington Boots)、ウェリーズ(WELLY, WELLIES)って言います。

日本の方はこちら(2025/07/15更新

 イギリスの方はこちら(2025/07/15更新

実は、イギリスでナポレオンと戦い勝利して有名なウェリントン公爵が戦場で脱ぎ履きがし易いブーツを作れと指示して作られたブーツなんです。それまではブーツは紐で編み上げて縛っていたのですが、戦場で外れてしまったりする、なのでそれをやめて脱げにくく雨でも闘い易くしたんですって。

写真のブーツが本物のウェリントン公爵の長靴で、ウェリントン公爵の家であるWalmer Castle and Gardensに有りますよ。本物は撮影禁止なので、お土産コーナーに売っていた写真のポストカードです。

なので、ウェリントン公爵=長靴ってイメージが大きくて、風刺画には必ずと言って良いほど、長靴が描かれています。

チェルシーブーツ

ビクトリア女王のために開発されたサイドゴアのショートブーツで、1950年代から人気が出て、それ以降にビートルズやローリングストーンズなどが履いていたこともあり、ロンドンのチェルシー地区の若者に人気が出たために、チェルシーブーツと呼ばれるようになったそうです。

日本の方はこちら(2025/07/15更新

 イギリスの方はこちら(2025/07/15更新

参考にしたサイト

URL: https://jp.shoegazing.com/2020/10/18/history-chelsea-boots/

New Balance “Made in England”

日本でも有名なアメリカのシューズメーカーのNew Balanceですが、イギリスモデルがあるんです。

特定のモデルがイギリスで作られているみたいで、このモデルを買うと”Made In England”って書いてあります。イギリスに住んでいるからこそ、このモデルを買うって言うのも面白いですよね。

モデル : 576 , 991 , 1500

日本の方はこちら(2025/07/15更新

 イギリスの方はこちら(2025/07/15更新

さいごに

どうですか?イギリスは紳士の国で革靴は色々と歴史が深いのがわかってもらえましたでしょうか。

さらっとした知識を詰め込みましたので、また、ノーザンプトンがどんな街とかも別途記事にしたいと思います。待ってて下さいね。

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