【豆知識052】🇬🇧英語でアレルギーちゃんと言える?🇬🇧と🇯🇵で食品・薬アレルギーの違いについて

イギリス生活

自分が持ってるアレルギーを英語で言えますか?

私は、薬のアレルギーがあるのですが、日本とイギリスで薬の名前が違ってて困ったことも。

アレルギーって世界共通ではないんだなぁ〜確かに、食べるものが違うものねってことで色々調べてみました。

イギリスでのアレルギーについて

イギリスのレストランで、必ず聞かれる

「Any allergies?」「Do you have any allergies?」

渡英当時、日本語ではアレルギーが、英語ではアレジーって感じで発音するから、何言われた?ってなっちゃったりしてました。

イギリスでは、レストラン等の食事を出すところではアレルギーの有無の確認が義務化されて、レストランで必ず聞かれると思いますし、冊子になった料理の成分表で確認させているレストランも見た事あります。

イギリスと日本のアレルギー表示の違い

国際的に決めていたりするのかなぁ〜なんて思ったりしていたのですが、その地域でのアレルギーって食べるものや、その地域に多い人種の体質に影響するので、一概に一緒にはできないんですよね。

イギリスでのアレルギー表示義務一覧

この14項目についてアレルギーの記載を明確にしないといけないという義務があります。

英語日本語
celeryセロリ
cereals containing gluten (such as wheat, rye, barley and oats) シリアル(小麦、ライ麦、大麦、オーツを含む)
crustaceans (such as prawns, crabs and lobsters) 甲殻類(エビ、カニ、ロブスター)
eggs
fish
lupinルーピン:ルパン豆(そら豆に似た豆)
milk乳(牛乳、山羊ミルク、ラクダミルクなど)
molluscs (such as mussels and oysters) 貝類(ムール貝、牡蠣など)
mustardマスタード(芥子)
peanutsピーナッツ(土の中に実るナッツ)
sesameごま(ごま油も含む)
soybeans大豆
sulphur dioxide and sulphites (at a concentration of more than ten parts per million) 防腐剤(10mg/kg or 10mg / 1litre以上含まれる場合)
tree nuts (such as almonds, hazelnuts, walnuts, brazil nuts, cashews, pecans, pistachios and macadamia nuts)木に実るナッツ(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ウォールナッツなど)

セロリアレルギーって🇬🇧きて初めて知りました。

参考にしたサイトはこちらです。もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

🇬🇧https://www.food.gov.uk , NARF.org.uk

 

日本でのアレルギー表示義務一覧

日本は、表示義務の食品と、推薦の食品で分かれています。

📍表示義務のある特定原材料

えび
かに
小麦落花生(ピーナッツ)
そばくるみ

📍表示は推薦されていて任意で表示の特定原材料に準ずるもの

烏賊(イカ)
いくら(魚卵)あわび大豆
ごまカシューナッツアーモンド
牛肉豚肉鶏肉
ゼラチンオレンジバナナ
キウイフルーツももりんご
松茸山芋

表示推薦の項目には、宗教上食べれない人もいるお肉類が書かれているのが特徴的ですね。

参考にしたサイトはこちらです。もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

🇯🇵https://www.caa.go.jp

 

実際の記載はこんな感じ(フードバンクにて)

フードバンクでは、全ての食品に対してアレルギー表示を確認して渡すことができないので、食べるときに再確認してねと伝えています。アレルギーのある人は自己申告してくれた場合は、言われたアレルギーに関して渡す時に確認してから渡しますが、やっぱり全てを問題ない食品だけになっているとは言えないんですよね。

 

また、日本では表示義務もありアレルギーが認知されている食品でも、イギリスでは何も認識がないっていうものもあったりします。代表的なものは「蕎麦」。蕎麦は日本ではかなり気をつける食品ですが、イギリスではそれほど食べる人がいないので、アレルギーの知識がありません。

そんな蕎麦ですが、たまに寄付されて来たりするので、出来るだけ「食べたことある?」と聞いてから渡すようにしています。食べたことあって、蕎麦欲しいって人はアレルギーの問題がないと勝手に判断しちゃっています。難しいですよね、判断して渡すのって。

ってことで、食べる前に自分で確認してね、と貰いに来る方々には伝えています。

 

食品以外のアレルギー、薬について

薬も注意が必要です。

日本での薬って英語かカタカナで書かれてる事が多いですよね。英語だからと、イギリスでも同じ名前なのかと思ったら〜全然違うって事が起こるんです。。

私は薬のアレルギーがあるのですが、病院に薬の名前を伝えたら「?」どんな薬だ?と聞かれてしまいました。えっ?知らないのか〜、処方されたの違う科だったしな〜って思ってたら・・

違ったんですよね〜日本とイギリスでも同じ症状で出す薬。

そりゃそうですよね。

日本で使っている薬とイギリスで使っている薬が違うなんて普通にあり得ることだよね。

 

そこで、日系の病院に行った時に日本での薬の名前を伝えて、イギリスでの名前を教えてもらいました。アレルギーって、死に至る事もある重要な事。自分で伝えるって事がすごく大切ですね。

薬にアレルギーがある人は、渡英前に調べてもらっておくのもいいかもしれません。

 

私がしている方法

英語に苦手意識が多いのと〜、残念なことに私がアレルギーを持っている薬の名前の発音が難しすぎる。。。ってことで、iPhoneのメモ機能を利用してアレルギーがあること、症状がこんな感じで出るって病院で聞かれることをメモして、アレルギーある?って聞かれたら、メモを出すことにしています。

メモはこんな感じ。

Allergy : The UK [ Ibuprofen ]
Japan [ Bufferin ]
Symptoms : English [ rush on skin whole body]
Japanese [全身に湿疹]
※薬名は仮で有名なの書いてます

日本のも書いて見せている理由はこんな感じ。

・私が日系の病院に行く時が多いので英語話者と日本語話者の看護師・医者が同時に見るため。
・アレルギーが出たのは日本での薬なので、アレルギー源を記載していること
・日本の薬を知っているイギリスの医者がいる可能性があること

GPしか行かないとか、イギリスの病院ばっかりの人は英語だけで十分だと思います。

さいごに

日本と同じ気分でアレルギーの表示があると思ってしまってはダメですね。私もフードバンクで表示を見るまでは、違いがあるなんて思ってもなかったです。

自分の身は自分で守らなくちゃ。

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