PR

【豆知識026】🇬🇧&🇪🇺ヨーロッパでベットバグが大量発生中!対策しよう!

イギリス生活
PR

最近、パリで大繁殖しているというニュースを見るベットバグ(Cimex lectularius)。

今問題になっていることと対策について〜

やっと落ち着いて来たよっていう報道もありますが、

ずっといる虫だし対策をして行きましょう。

ベットバグって何?

まとめるとこんな感じ。

Bedbugのイラスト
本名Cimex Iectularius
カメムシの仲間でベットにいる事が多く
BedBugと言われている。
日本語名トコジラミ ナンキン虫(※注釈あり)
形状4~5mm、大きいもので1cm弱
茶褐色
特徴飛べないけど、すばしっこい。
集団行動が好き、暗い所が好き
好きな食べ物動物の血、人の血
※食べなくても数ヶ月生きれる。
快適な環境25度くらい。0度でも生きれる。
50度以上は生きる事ができない。
ベットのマットレスが好き

BBCにもイギリスのがどんなか書いてありました。英語はこちら

ベットバグって名前ですが、ベットのマットレスだけでなく、衣類、家具、ベッドフレーム、または壁紙の後ろにも見つけることができるらしいです。暗くてある程度湿気があって狭いところが好きなのかな。

写真は以下のニュース記事にあります。(敢えて載せません😫)

BBCニュース
https://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-67007392

※ナンキン虫って名前はありますが、中国産の虫では無いです。
 昔は海外から来たもの=南京と名前を付けていたそうです。
 たまに、この名前をニュースでも見ますが、
 コロナの時と同じように地名を悪いイメージのものにつけるのはよく無いので、
 トコジラミかベットバグと言いましょう。

なぜ今?

昔から北米やヨーロッパのホテルに泊まるときには、

必ずベットバグがいないかを確認してからベットに座ることって言われるくらい、

普通にいたのになぜ、今更ニュースに?って思いますよね。

ずっと人が動いていなかったのでベットバグも数を減らしていたらしいけど、

急激な旅行者の増加、ファッションウィーク、ラグビーのワールドカップ、

オリンピックの準備で人の往来が多くなったこと。

パリのごみ収集のストなどでパリ市内にゴミが散乱し衛生状況が悪化したこと、

などなどによって一気に増えてしまったんだって。

普通なら対応できるくらいらしいんだけど、

急激に増えたからえらいこっちゃ〜ってなっているみたい。

でも〜〜BBCのニュースでも、ある教授の話で〜

Dr Hentley, an academic with the University of Sheffield’s school of biosciences, told BBC London bedbugs are already “fairly prevalent” in the UK and the situation in Paris would be unlikely to have much additional impact. 出典:BBCニュース

簡単に言うと〜今までだってイギリスにもBed Bugはいたし、

そんなに騒ぐことではないってことを言っています。

冷静になって対応していくのが良いのだってことですね。

 

なぜ恐る?

まっ虫がいるってだけで、虫嫌いなので嫌ですよね。

ベットバグって吸血虫って言われているらしくて、

人間を噛んで血を吸うらしいんです。

これが怖くて皆んな恐れています。

 

刺された時の症状。

📍噛まれると小さく赤く腫れます。痒みを伴う人もいます。

📍1週間程度で赤みが治る人がほとんど。

📍集団でいる可能性があり、寝ている間にたくさん刺される可能性も。あまりに多く刺されると発熱等が起こる可能性がある。

📍アナフィラキシーショックを起こすようなことは稀。

📍蚊と違って広範囲に飛ぶことがないので、病気を媒介することは稀。

対処法

📍痒み止めを塗る

📍症状が重い場合は病院へ。

📍家なら虫の捜索と対策、旅行の滞在先なら、ホテルの部屋か、可能ならホテルチェンジ。

痒み止めは、英語で『anti-itch』です。

蚊がいなくて持ってない人もいるかも。

一つ持っておくと良いと思います。

イギリスの方はこちら。

anti-itch

Bootsでも売っているものを紹介しておきます。

日本の方はこちら。

痒み止め

 

私は日本で買って使ってたムヒを持ってきてます。

 

もし家にいたらどうしたら良い?

1匹居たら、ゴキブリよりもたくさんいると思って良いくらい除去は大変らしい。

見つけた場合の対処方法はこんな感じかな。

対処方法

📍掃除機で念入りに吸ったり、専用の消毒液で拭く。

(ソファーやマットレスは卵が入り込んでいる可能があるので、見つけた数が多かったら撤去が無難。)

📍家具に布団乾燥機等の熱風を当てたり、スチーム洗浄を行う。

📍結構たくさん発見したら、賃貸やFlatなら管理会社に即連絡。

 駆除業者に撤去してもらう必要あるかも。

📍洋服は全て洗濯。服が大丈夫なら高温洗浄して、乾燥機がかけられるものは高温乾燥すると死滅する。高温洗浄できないものは天日干しして太陽の熱で死滅させる。

すぐに対応できない場合

※すぐに対応できない場合は電気をつけて寝る。

 寝袋があったら、寝袋に入って寝ると入って来づらい。

(明るい所は好きではないのである程度、刺され難くなる)

 

寄せ付けないようにする対策は?

ダニと同じでそれほど恐る必要はないと言っても〜

噛まれたところが跡になったら嫌だし、

刺されたくも、実物を見たくもないですよね。

できるだけ綺麗にするのが良い。

まっ、そりゃーそうだって感じですが〜

対策グッズも色々と発売されています。

玄関

📍出かけてきた服は、一度払って虫がついてないか確認して中へ。

📍靴は脱ぐ。

部屋

⭐️常にやってほしいこと

📍掃除機をこまめにかける。

📍フローリングは拭き掃除を行う。

⭐️怖い時にやってほしいこと。

📍カーテン・カーペットの端にいないかチェックする。

📍棚とかを退けて、掃除を行う。

📍ソファーや布製の家具も掃除機をかける。

ベット

⭐️常にやってほしいこと。

📍定期的にベット・布団類は布団乾燥機か天日干しを行う。
 高温で虫が死ぬ。

📍定期的にシーツだけでなくマットレスカバーを洗濯する。

📍定期的にマットレスの四隅をチェックする。

⭐️怖い時にやってほしいこと。

📍定期的に対策スプレーをマットレスにかける。

📍マットレスを裏返して、裏にもいないか確認する。

 

※対策用スプレーはあまりスーパーでは売ってません。

Robart DaysやDIYショップには色々と売っている可能性が高いです。

近くにない方は、日用品や洗剤を売るようなお店で売っているかも。

イギリスの方はこちら。

bed bug

 

私が買ってるのはこれです。

匂いがなくていい感じです。

日本の方はこちら。

トコジラミ

追記:日本で持ち運びできるスプレー発見しました。アースレッドの公式ページでトコジラミ対応と書いてありました。(2023-11-10)

出典:Amazon jp https://amzn.to/3QpYari

Amazonの画像リンクの取り扱いが終了してしまったので、こちらでアクセスできます。

洋服

清潔に保つこと。高温に晒すことで死滅させます。

⭐️常にやってほしいこと。

📍できるだけ、その日に来た服は洗濯する。

📍高温で洗うか、洗えない場合は天日干しするのも良い。

⭐️怖い時にやってほしいこと。

📍来た服を高温で洗う。60度設定とかありますよね。

※高温が良いのですが、ただ・・・・布痛めますよね。ん〜難しい。

ニットとか高温で洗うことができないものは、一度普通に洗ったり洗濯に出してから、

裏返して対策用スプレーをかけるのが良いかなと思います。

 

交通機関

まとめるとこんな感じ。

⭐️常にやってほしいこと。

📍折り目にいる事が多いので深く座らず、

📍短時間なら座らない。

📍壁に寄りかからない。

⭐️怖い時にやってほしいこと。

📍他人と距離を少し置く(出来るなら満員電車避ける)

📍上着・カバンはナイロン製を使用(滑って虫が入り込めない)

📍持ち物を椅子の上や床には置かない。

📍下の絵のポイントを見る。

 シミ等あったら座らない。赤黒いシミがあったり、黄色や白い埃が多かったら卵の可能性あり。

📍椅子の背もたれと座面の間のところ。

📍床や壁沿い(凹んで暗いところ)

📍椅子の端っこ。

インスタとかでは、結構、ベットバグが徘徊している映像が流れてきます。

実際にTUBEとかにいる時の映像です。閲覧注意です。
https://www.instagram.com/p/CyTgaI6NjuR/

※よく見ると違う虫の映像も入っています。

ホテル

実際、いろんな人の投稿見ていると家や交通機関で噛まれた〜って人はいなくて、

ホテルで寝てる時にやられたって人ばっかりです。

逆に、ここを注意したら遭遇率はだいぶ下がります。

⭐️常にやってほしいこと。

📍予約時に被害報告がないかレビューチェック。
 結構書いている人います。私も、レビューでホテルを変更したことあります。

📍ホテルの部屋に入ったら、まずバスルームに荷物を置く。上のベットのチェックをしてから絨毯スペースへ。(対策項目

📍怪しいシミがあったら部屋を変更してもらう。

⭐️怖い時にやってほしいこと。

📍カーテンの端、ソファーのエッジ、絨毯の端のシミの有無もチェック。

📍消毒液を持ち込んで散布(ホテルの備品にシミができたりしないかは要確認)

📍ビニールなど滑る素材のシートorゴミ袋を床に敷いて荷物を置く。

📍洋服はビニールに入れて保管、ベットやソファには置かず、スーツケースの中に保管。(引き出しは使わない)

📍クローゼットにリュックやカバンを掛ける。(虫が登れない)

 

いつも見ているYouTubeでも対策が紹介されています。

↓参考にした動画↓

家に持ち込まないようにする対策は?

📍引越し。(本帰国・渡英共通)

ダンボールは必ず全部捨てる。(中に潜んでいるかも)

引越し後の洋服類は一度全て洗濯する。

乾燥機があれば、熱風を使う乾燥機にかける。

📍引越し。(入居時)

備え付けの家具は必ず念入りにチェックし、消毒をしておく。

📍旅行後の帰宅。

持って行った全ての洋服は洗濯する。

スーツケース・カバンは消毒液を吹きかけて拭く。

ポーチ等も全て出して掃除してから使う。

📍通常のおでかけの帰宅。

玄関(Flatの場合はビルのエントランス)にて、体に何かついてないかチェックしてから部屋にはいる。

 

日本語でもっと対策を詳しく知りたい方

もっと専門家の人が書いているサイトをいくつかありました。

詳しく対処方法等が書かれているので私も参考にさせて頂きました。

⭐️アース製薬のトコジラミ対策ページ

アース製薬のトコジラミ対策ページ
https://www.earth.jp/gaichu/wisdom/sonota/article_011.html

⭐️板橋区のページ

板橋区トコジラミ対策ページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/eisei/doubutsu/1020737/1014644.html

さいごに。

対策して、被害に遭わないように頑張りましょう。

ちょっと知ってしまうと、怖くなってしまいますが、

日本人の習慣として布団を干したり乾燥させたり、

洋服を干したり、気にしてなくても実は対応できてたりもするので、

敏感になりすぎず、できる事して行きましょう!

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました