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【豆知識042】🇬🇧イギリスにある目標じゃないマイルストーン!

イギリス生活
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時よりインスタグラムでやってるイギリスの街中歩きを楽しむための豆知識です。

日本で使っている英語の意味と、イギリスで使われる英語の意味が違うって言葉結構ありますよね。

そんな言葉から、イギリスを知ろう!

 

今回は、「マイルストーン」です。

 

マイルストーンって何?

今の一般的なマイルストーンの意味

私の中で、日本語でマイルストーンって大きな目標の中の小さな目標達成地点ってイメージ。

ビジネス用語「プロジェクトを完遂するための中間目標地点を指す言葉」
出典:jooto

ビジネス用語として使われることが多いですよね。

本来のマイルストーンの意味

マイルストーンって本当の意味知ってますか?

マイルストーン(milestone)とは、マイル(mile=距離)ストーン(stone=石)。

本当に「マイル毎にあるストーン(石)」なんです。

昔、郵便や、馬や車でのバスやタクシーという輸送サービスができた時に、料金設定のためにどのくらい走ったかを知る術が必要でした。

距離表示や地図が身近に無く、走行スピードが安定せず時間が読めない時代、街を出てしまうと道に変化が少なくどこに向かっているのか、どのくらい走ったか分かりにくかった。

そこで、1マイル毎にどこに向かっているか、あと何マイルで特定の街に着くか示す石を幹線道路に置いたんですって。このマイルストーンで距離を測ってバス等の運賃や宅配の料金が決められていたみたい。

なるほど〜って感じですよね。

図で説明するとこんな感じ。

現代はタクシーだったらメーターもあるしナビや地図アプリで距離とかも確認できるしってことで、ストーンの必要性を失ってしまいましたね。言葉はビジネス用語となり定着し、道の途中地点を示すものから、目標の途中地点を示すものって方がしっくり来ちゃってますよね。

 

実際に今でもあるマイルストーン

イギリスにいると主要道路で見かけたことありませんか?

左右に地名と数字が書かれているストーンを。

100年以上同じ場所にあるので、傷ついて何が買いてあるか分からない可能性もありますね。

上のマイルストーンがある場所は、なんと地名もmilestone greenって言うんです。

周りのお店とかにもmilestoneが付いてたりして、街を見ていくのも面白いかもしれないですね。

 

実は〜マイルストーンは石だけじゃないんです。木や鉄で作られていたりもしていたみたいです。木のものはなかなか残っていないようですが、鉄のははっきりと今でも場所を掲示してくれています。

実は〜名前も違うんです。

なんのこだわり?って思ったりもしますが、これは〜

「マイルスポット(milespot)」

ストーン自体は、重要文化財として保護してあるものもあれば、もう朽ちちゃっているのもあったり、表面の表示がなくなってしまって、なんでここに石置いてるんだ?って感じのもあったりします。

保護されているのはこんな感じ。柵があって触れないものもあります。

ふと近所散歩する際に道の端にある石を観察してみるのも面白いかも😊

石に何か書いてある?って思ったら、昔は凄く重要な石だったってこともあるんです!

ただの石にも歴史あり!

どんなところにある?

色んな再開発でマイルストーンは撤去されつつあるみたいで、見つけるのも大変なのですが、場所を紹介しているサイトもあったりします。

以下のサイトにいろんな場所のmilestoneが載っているので、近所のを見つけてみるのも面白いかも。

参考:http://www.metadyne.co.uk/n-milestones.html

また、古いマイルストーンは重要文化財指定されていたりするので、政府の文化財検索サイトで検索できたりします。

さいごに。

街を歩くだけでも歴史を感じれちゃうイギリスなので、住んでいる場所の近くを歩いてみるとかだけでも楽しいですよ。

これからも色々と投稿していきますので、お楽しみに〜

インスタではこんなのを投稿してますので、興味がそそられた方は見てみて下さい😊

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