イギリスってジャムの文化がすごくって、
スーパーのジャム売り場ってすごいたくさんの種類が置いてあるんです。
その中で、私がすごいって思うのがマーマレード!
日本でも好きでパンに付けたりしていたのですが、
パディントンの映画やアニメでも出てきたり〜
エリザベス女王の2022年のジュビリーの時のパディントンとの共演時に出てきたマーマレード付きのトーストは世界的にも有名ですよね。
マーマレードって?
マーマレードってそもそも定義は?ってなりますよね。
ジャムと違いがあったりするのかな?
マーマレード:柑橘系の果物の皮と果汁を砂糖で煮立てたもの。
ジャム:柑橘系以外の果物を砂糖で煮立てたもの。
なんと、1979年にEUの法律でマーマレードの定義が定められていたり、
イギリスにも2003年に法律で定められているんだって。
イギリスにはマーマレードアワードの協会があって、そこにこう記載されてました。
ちゃんと果実の含有量も書いてるってすごいよね。
マーマレードの起源
実は、マーマレードはずっとずっ〜と昔から色んな国で作られていたみたいで、
マーマレードの語源はポルトガル語だそうです。
Wikipediaには、
マルメラーダ(ポルトガル語:marmelada)と言うマルメロ(ポルトガル語:marmelo)のジャムに由来して、ポルトガル語の起源としては、古代ギリシャ語でオレンジのジャムを意味するmelimêonにたどることができる。
とありました。
ってことはマーマレードの起源はギリシャってことかな?
15世紀にポルトガルからイギリスにマルメラーダが持ち込まれたそう。
昔は大国だったイギリスが多くの砂糖を有してて、
また、貿易が盛んで柑橘類が豊富だった事でマーマレードが普及したそうです。
王室でも好まれ、スコットランド王室では頭痛の時に食べていたという話もあるくらい、
イギリスの中でもスコットランドで浸透していました。
色んなレシピが史実で残っているんですって。
ここまでの話、あれ?イギリス発祥じゃないの?ってなりますよね。
イギリス全体で凄く親しまれて過ぎてて
「スコットランドがマーマレードの起源!」
という人も多いそうなんです。(諸説あり)
なぜか?
18世紀にスコットランドにあるDundeeのオバチャンがセビリアオレンジを買い占めて、
マーマレードにオレンジの皮を入れて売り出したのが人気になり、
どっと庶民に広まっていったみたい。
こんな陶器の器に入れて、蓋をして売っていたそう。
色んなサイトを読む限りは、それまでは王室や貴族の中の話ばかりで、
ここで、一般の人も気軽に買えるように変わったのだろうと推測され〜
世界に広まる今の形のマーマレードを作ったのがイギリスで、
大衆むけとしてのマーマレードの起源がイギリス(スコットランド)って言うのが正解かも。
もちろん諸説ありだし、ポルトガルの方が早く売られていたかもだけど🤣
まぁ、起源だ〜って言いたくなるくらいイギリスで昔から愛されてるって事ですね。
ホント、日本と比べ物にならないくらいスーパーでもたくさん売っててウキウキ😍
マーマレード売り場の一部ですが〜この写真全てマーマレードですよ。
イギリスのマーマレードの習慣
一般に普及してから朝食にはマーマレードをパンにつけて食べる習慣出来たそうで、
逆に午後にはあまり食べないんですって😧
確かに〜ホテルの朝食には必ずと言って良いほど置いてある。
午後に食べるアフタヌーンティーやクリームティーでは出ない。
今ではマーマレードアワードまであって〜それだけ国民的なんですね。
アワードの詳細はこのサイトに。
ここで世界一美味しいマーマレードが毎年決まってるみたい。
一度、フェスティバルにも行ってみたいな。
有名なマーマレード
イギリスで美味しいと思っているマーマレードをご紹介。
味の感想は私の主観として参考にしてくださいね😉
Mackays Dundee
イギリスのマーマレードと言えばこれ。
上にも書いたようにマーマレードの起源としている伝説も残っていたりして、
MackaysはDundeeで今でも昔ながらの伝統的な作り方で製造しているのだそうです。
果肉感があって甘味も控えめで酸っぱさも。
Frank Cooper’s
王室御用達マークを持つマーマレード!映画の007にも登場したのはこのマーマレード。
ビンテージはかなり甘さ控えめで柑橘系の酸っぱさも残ってる。
昔ながらのマーマレードを試しに食べてみてほしい!
OriginalとFineCutは、甘さ控えめだけどちゃんと甘くて美味しい。
これも果肉感あって甘さ控えめかな。色んな種類があるので他も試してみたい😊
Robertson’s
日本では一番有名かもしれない。パディントンの映画に出てくるマーマレードです。
この中で一番甘くて、日本で買うマーマレードな感じ。
お子様など皮が嫌って言う人もいたりすると思うのですが、
皮がないのが売っているので食べやすいです。
パディントンがラベルに貼ってあるので、お土産にも可愛くて良いかな。
Tiptree(Wilkin & Sons Ltd.)
『Tiptree』
私が一番好きなジャムメーカー。
甘さもちょうど良く甘いし、果肉もいい感じの薄さで入ってます。
色んな種類のマーマレードがあるので全部試してみたい。
小さいサイズも売ってたりするのでお土産にはこれが一番良いと思います。
DUERR’s(F. Duerr & Sons)
イングランド北部のマンチェスターに本部を置くジャムメーカー。
ホテルとかでもここのが置いてあることが多いから、
イギリス旅行したことある人は食べたことあるかも。
苦味が弱くて食べやすい甘いマーマレードです。
日本でイギリスブランド買える?
もちろん、Amazonや楽天市場を利用すれば買えますね。
でも、スーパーにもあると嬉しいですよね。
一時帰国で都内に滞在した時、成城石井に行ったらいくつか見つける事ができました。
一時帰国で少ない機会でしかスーパー行けてないけど、他のスーパーでは、見なかったなぁ〜
日本製の美味しいのがたくさんあるからかな。
なかなか私の地元には成城石井とかのような輸入用品店がないのですが、
日本に輸入されて入って来ていると言うことは分かったので、
きっと見つかるかな。
さいごに。
美味しい美味しいマーマレード。
もちろん日本にもある物ですが、イギリスのも美味しいです。
イギリスの食文化も楽しんでいきましょう!
コメント
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