イギリスでは、美味しいものがないって話もあったりするけど〜日本と同じ島国なので、いろんな海産物が撮れるんですよ。
その中でも、人気の海産物は〜牡蠣。
ロンドンにもオイスターバーはたくさんあるのですが、やっぱり産地に行きたいってことで産地をチェック!!
結構いろんな産地があるのですが〜
今回は
「Whitstable」(ウィスタブル)
に行ってきました。
Whitstableってどんな街?
イギリスの南東にある港町で、イギリスから1時間くらいかな。
ウィスタブルはイングランド、ケント州の北海岸にある町で、スウェール川とテムズ川河口の合流点にあり、カンタベリーの北 8 マイル、ハーン湾の西 2 マイルにあります。 以前はウィスタブル・オン・シーとして知られていたこの町は、ローマ時代から 20 世紀半ばまで、最低水位を超えた層から採取されるカキで有名でした。 Wikipedia
WhitstableでのOysterは何世紀にもわたって生産した自生牡蠣を獲ったり、養殖されてきましたが、WhitstableのOysterはさらにさかのぼり、ほぼ2000年前、ローマ人がここで牡蠣を発見し、珍味と見なして、ローマに持ち帰ったそうです。
19世紀には年間8000万個ものOysterを生産してきました。しかし、在来のカキの個体数は20世紀前半に劇的に減少し、20世紀半ばまでに業界にとって致命的なまでに減少しましたが、今は、年間最大300トンの持続可能な貝類を生産しています。
ロンドンからも行きやすいので、ロンドンではOysterを食べたかったらWhitstableに行けば良いってイメージ。
Whitstableで食べれるのは、Rock Oyster(真牡蠣) とWhitstable名物のLocal Native Oyster(純粋英国産牡蠣)です。Local Native Oysterは、Flat Oysterとも言われたりするほど、他の牡蠣と違って貝殻が正方形にも近い形をしています。あっさりした味ですが、歯応えがある美味しい牡蠣なんです。
古代ローマ人が愛し食したのもこの牡蠣と言われています。

写真の左がRock Oyster、右がNative Oysterです。
Native Oysterは、生産量の関係でロンドンでも出回ることはあまりないそうなんです。ロンドンでもOyster Barに行くことはあるけど見たことはありません。なので〜、この牡蠣を求めて、いろんな場所から観光客が集まります。
どうやっていけば?
Whitstableは、National Rail のSouth Eastern Lineの駅で、Victoria駅から1時間半、Waterloo駅から1時間くらいです。
車だと、ロンドンからM20/M2を通って1時間くらいで着きます。
オススメは、電車で行くこと。
海沿いにまぁまぁの駐車場はありますが、観光客からの数からしたら全然足りない。
2度行きましたが、1回目は車で駐車場を探すのが大変だったので、2回目は電車で行きました。
夏はもっともっと人が増えるので、冬は車、それ以外は電車で行くことをオススメします。
どこで食べたら良い?
商店街や海沿いにOysterのお店があります。
やっぱり、海沿いのお店がオススメ!産地に来たんだし〜海を見ながら食べたいですよね。
The Forge
ちょっと牡蠣食べたいな〜外で食べたいな〜って時にはココ。
お店の名前の下の部分に牡蠣が並べられていて、牡蠣の大きさを選べたり、その場でこの牡蠣がいい〜って言えたりしました。

お店では飲み物もあるので、ビールやジュースと共に食べるのも良いですよね。お店の目の前は海が広がっているので、ロケーションも最高!

2019年に行って、お店が9時からやっているからかお昼過ぎに行ったら、今日の分の牡蠣が少なくなっていて・・・Native Oysterは食べることができませんでした。9時からやっているみたいなので、早めに行くことをお勧めします。
名前:The Forge
住所:1 Sea Wall, Whitstable CT5 1BX
URL:https://www.instagram.com/theforgewhitstable/ ※インスタアカウント
行き方:🚗Harbour Car Parkから数分海沿いを歩く。
🚊Whitstable Stationから徒歩14分
Whitstable Oyster Company
レストランで食べたいなら、ここがオススメ!

海沿いの元牡蠣倉庫を改装したレストランなんです。ちょっとお高めのレストランなのですが、海沿いの素敵な景色を見ながら食べることも出来ますし、倉庫そのままを改装しているので、牡蠣倉庫の面影を感じることもできます。
名前:Whitstable Oyster Company
住所:Horsebridge Rd, Whitstable CT5 1BU
URL:http://www.whitstableoystercompany.com/
行き方:🚗Keam’s Yard Car Parkから30秒ほど。駐車場の隣。
🚊Whitstable Stationから徒歩10分
人気のお店なので、予約して行くことをお勧めします。もし、予約せずに行く場合は12時の開店と同時に入れば入れる可能性が高いですが、保証はできないですね。特に夏は。
窓際の席は、予約必須だと思います!私は予約なしで12時の10分前に並んで内側の席でしたが、内装自体が趣があるのでどこの席でも楽しめるかと思います。
食べたのは、写真の奥のRock Oysterと手前のWhitstable名物のLocal Native Oysterですね。レモンとタレをかけて食べるのが絶品でした!

冬はレストラン、春〜秋は外がオススメかな。
その他、ぜひこのレストランで飲んでほしいビールがあります。

メニュー表にはこんな感じで書いてある黒ビールです。
「Market Hoy, London Oyster Porter, Whis/able Oyster Brewing 4.2% *Contains shellfish」
なんと、貝が入っていると書いてあるビールなんです。
魚の香りがする少し甘めの黒ビールで、不思議な気分になるビール。
食事の前に、飲んだら、出汁入りビール?って夫に言われましたが〜〜
牡蠣や食事(魚料理)と一緒に飲んでたら、すごい合う!!美味しい〜〜!!
出汁入りビール?と言っていた夫も、変化にびっくりするくらいグイグイ飲んで、おいおいと止めたくらいでした。
是非是非、牡蠣と共に楽しんでほしいビールです。
West Whelks / Whitstable Harbour Oyster Store
Oysterを食べた後にお腹いっぱいな時に見つけたお店で、行列だったために実際に食べてはいないのですが、良さげなお店も発見。(私の次回のためも記録として載せてます。)

チャールズ3世王も寄ったことがあるみたいで、牡蠣をその場で開けて外で食べるスタイルのお店なのですが、他との違いがWhelks(ツブ貝)のお店でもあるってことなんです。

結構、Whelksはパリが有名かなって思うのですが、OysterとWhelksを少しずつ食べることもできるし、他にもいろんな海産物を食べることができるので、Whitstableのいろんな海産物を食べたいって欲張りな人には、ここが一番最適なのではないかな〜って思います。
名前:West Whelks
住所:Fishermens Stores, Harbour, 1 to 8 West Quay, Whitstable CT5 1AB
URL:https://www.facebook.com/WestWhelksShellfish/
行き方:🚗Harbour Car Parkから30秒ほど。駐車場の隣。
🚊Whitstable Stationから徒歩12分ほど
海岸での注意
ここは観光だけの港ではないってこと。実際に、Oysterを育てている海なので、海を汚したりOysterが海の中や岩などにあったとしても獲っては行けません。

私が食事したレストランも今でも牡蠣の生産業者なので、レストランの横にはこんなサインがありました。みんなで守って、未来もOysterを楽しめるようにしましょう!
また、たまにWhitstableに行った友人の中でもOysterに当たってしまったって話を聞きます。日本でも牡蠣祭りに行ったらお腹壊した〜なんて話も聞いたりしますよね。
行く前に体調は万全に、美味しいから〜安いから〜と食べすぎないように気をつけましょう!
スーパーでも実は楽しめる牡蠣
身近でも牡蠣を楽しみたい。
ロンドンだと魚屋さんはもちろん、一部のスーパーでは冬の時期になると普通に牡蠣が売っていたりするんです。しかもちゃんと殻に入った状態で。
写真のはWaitroseの牡蠣なんです!!普通にスーパーで手に入るってすごいですよね。

そんな牡蠣のためのグッズも充実しているのがイギリス!
牡蠣を置くためのお皿がアンティークのマーケットで売られていたり、牡蠣を向くためのグッズがあったりします。ナイフを使って、牡蠣を開けたいけど包丁だと牡蠣に負けちゃうんですよね。
専用ナイフで、安心して開けましょう!
日本の方はこちら(2025/04/08更新)
イギリスの方はこちら(2025/04/08更新)
さいごに。
イギリスは、実はいろんな食の生産地!
料理は美味しくないって言われたりするけど、色々美味しいものがいっぱいなんですよ。ぜひ、イギリスでローマ人も愛した牡蠣を堪能してみてください。
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