日本でも馴染みのあるソースである「ウスターソース(Worcester sauce)」です。
ウスターソースって何?
ウスターソースは、Wikipediaによると
野菜や果実などのジュース、ピュレなどに食塩、砂糖、酢、香辛料を加えて調整、熟成させた液体調味料であり、日本では「野菜若しくは果実の搾汁、煮出汁、ピューレー又はこれらを濃縮したものに砂糖類(砂糖、糖蜜及び糖類)、食酢、食塩及び香辛料を加えて調製したもの」
って決められた定義があるんですって。
何でウスターソースって言うか知っていますか?
私は、イギリスに来るまで気にしたことがありませんでした😅
実は〜イングランドのウスターシャー(Worcestershire)と言うところでウスターの主婦が作ったソースが原点のソースとなり、この名前が付いたんですって。
そう!ウスターソースはイギリス発祥のソースなんです。
本当の名前も正式名称はWorcestershire sauce!!ウスター州のソースって事ですよね。
まぁ簡単な名前の付け方ですよね。笑
綴りと発音がイギリス英語独特なため、アメリカの人は言い辛い単語に挙げる人も多いらしいですよ。
日本との関わりはある?
このウスターソース。実は〜大きく日本と関わってるんですよ!
なんと、日本のブラウン系のソースは全てイギリスのウスターソースが起源となってブレンドするものを変更したり濃度を変更したりして作られたそうで、トンカツソースやお好み焼き等のソースは全てウスターソースの派生系として分類されるですって。
そんなすごいソースの起源がイギリスにあったなんてビックリです😳
このソースがなければ、お好み焼きソース、たこ焼きソース、焼きそばソース、とんかつソース全てなかったかもしれないって考えると考え深い。
元祖は?有名なのはどんなの?
元祖はウスターシャーにあるリーぺリン社(Lea&Perrins)のウスターソース。
ウスターソースと言えば、これっていうくらい有名なソースです。
今でもイギリス系のスーパーではどこでも買うことが出来て、
大抵のUKスーパーには独自ブランドのソースとこのソースが売っています。
ちなみに、イギリスでは、ブラウン系のソースでHPソースっていうのも有名。
こちらもウスターソースと同じように酸味があるソースです。
HPっていう名前は、「Houses of Parliament(国会)」の略なんですって。
ノッティンガムという場所のお店で作られていたソースが、
国会議事堂のレストランで提供されるようになったとの噂を聞きつけた人が、
レシピを買い、HPソースという名前で売り出したんだそうな。
噂なので、当時、本当に採用されていたのか分かりません。
今は、オランダのメーカーが買い取って製造されています。
日本でも手に入る?
日本でも楽天やAmazonで買うことができます。
イギリスで買うよりは高いけど、日本に帰っても買えるのは嬉しいですよね。
Worcestershire sauce
※パッケージデザインは購入品と異なる可能性があります。
日本の方はこちら
イギリスの方はこちら
2023/12/8更新
HP Sauce
※パッケージデザインは購入品と異なる可能性があります。
日本の方はこちら
イギリスの方はこちら
2023/12/8更新
さいごに。
味は日本のよりも少し酸味が強いですので、日本のウスターソースと違いも楽しんでみるのも面白いかも。
これから、イギリス発祥だったりイギリスで出会った素敵なものたちも色々と載せていきたいと思います。お楽しみに〜
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