【豆知識046】🇬🇧スーパーの野菜に付いてる暗号解読しよう。賞味期限の確認の仕方

trivia046 題名 イギリス食品

スーパーで生鮮食料品を買う時に必ず気にすること。

それは~「賞味期限」ですよねぇ。

そんな賞味期限、一見して書いてあるところが分からない時ありませんか?

そんな時の確認方法をご紹介!

イギリスの賞味期限・消費期限ってどう書くの?

賞味期限は「Best Before

  開封せずに美味しく食べることができる期限

  過ぎても、直ぐに食べれないわけではない

消費期限は「Used by

  開封せずに安全に食べられる期限

       過ぎたものは食べない方が良い。

販売期限は「Display until」「Sell by

  販売する期限

  お店で販売できる在庫管理上の期限

(賞味期限と消費期限は農林水産省のサイトより参照)

これは、日本もイギリスも同じ定義らしいですね。

 

どんな感じで書いてあるの?

通常は、普通に日にちが書いています。

1/ 8/ 2024

と、日、月、年の順番に日付が書いてあります。

日付で書いてあったら良いのですが、暗号みたいな書き方もあるんです。

こんな感じ。

「L15

暗号?なんのことってなるような文字が書かれていたりします。

これは〜実はアルファベットが月、数字が日を表しています。

A = 1 (Jan, January)

B = 2 (Feb, February)

C = 3 (Mar, March)

D = 4 (Apr, April)

E = 5 (May, May)

F = 6 (Jun, June)

G = 7 (Jul, July)

H = 8 (Aug, August)

I = 9 (Sep, September)

J = 10 (Oct, October)

K = 11 (Nov, November)

L = 12 (Dec, December)

実際の写真がこんな感じ。

L15 = 12月15日を示しています。

表示としては〜

1月1日⇨1A or A1 , 12月1日⇨1L or L1

と表示されています。

多くの場合は生鮮食料品で、一年以上長い賞味期限がない物に使われていますので、年の表示はありません。12月中に、A1とかあると次の年の1月なんだなってなる感じです。

 

日本との違いの注意点

一つだけ考慮しないといけないことであり、気をつけないといけないのは〜日にちの書かれ方。

日本🇯🇵:2024年8月1日 (YYYYMMDD)
英国🇬🇧:1・8・2024 (DDMMYYY)

※YYYY=Year , MM=Month , DD=Day

そう、日付の書き方が逆なんですよね。

たまに、日本に持っていくお土産で勘違いが起こることもあるので気をつけないといけないところなんですよね。以下のように年号が二桁で書かれている場合。。。

🇬🇧25・12・23

これは、23年12月25日のことなのですが、たまに25年12月23日と勘違いしてしまうことがあるらしい。

実際に友人にあった話。

23年の秋ごろに一時帰国して、お土産で両親に渡したお菓子の賞味期限が25年だと思ってしまった。両親は娘からもらった物だからと大切にとっておいて、賞味期限が長いなぁ〜って思っていたらしいです。24年の夏に帰ったらまだあって「なんで食べないの?」って聞いたら、「来年まで賞味期限あるし〜」だって。。。

23年を25年と間違って解釈してしまって、随分前に賞味期限が切れていた。。。。😭

ってことがあったそうです。

ちゃんと見て、勘違いを起こすような日付じゃないか、注意をしながら渡す必要がありますね。

イギリスで賞味期限の認識ってどうなの?

日本ではほとんどの場合、賞味期限までには食べないと!!って感覚ですよね。

賞味期限が過ぎたものは売ることもできないと思います。

でも、イギリスって個人責任が強い国なんで、表示に書いてある賞味期限が切れてても、個人の判断で大丈夫でしょ〜ってものは、個人の判断で食べるかどうかを決めるって感覚なんです。

私が関わっているフードバンクだと賞味期限がギリギリのものも自分のリスクでって注意付きで渡したりします。その時に、こんな感じの注意を書いた紙を見せています。

賞味期限のものは自分で判断してねってことですね。

 

なので〜賞味期限切れたよセールとか、期限切れそうだよセールとかもあったりします。

これは、とある日本食材店の「Past Best Before Items」コーナーで、日本では賞味期限切れは売らないかもだけど、イギリスでは普通に売っています。

 

それで〜これが最終系って思っている賞味期限切れてるかもショップまであったり。

今はこのお店は閉店しているのですが、このお店は手書きで値段の横に賞味期限が書かれています。

行ったのは11月だけど8月に賞味期限が切れているものもあったり、11月でもう直ぐ切れるものもあったり。買うかどうかは購入者が決めて、購入者の責任で食べるか決めるというのがショップの方針。

私は、賞味期限切れはどうかなって思ったので、11月末となっているポテトチップスを買って帰りました。

当然かもですが、賞味期限切れを売っているっていうのは世間からNGだったんだろう、閉店してしまったのが悔やまれる所です。

写真見てもわかると思いますが在庫が大量!賞味期限が切れたからと言う理由で、本来は捨てられているものがこんなあるんだって言うことに考えさせられますよね。

お店は閉店しているのですが、こんだけロスしているものがあったりするんだよっていうのをわかってもらいたくて、写真だけ載せました。

私もフードロスを考えるキッカケになったお店ですね。

さいごに。

日本でもスナックの賞味期限がちょっと長くなったとかニュースになっていたり、イギリスでも牛乳は匂いで腐ったかどうかを判断する方が良いと言って賞味期限表示をなくすってニュースになっていたり(実際は無くならなかったけど)、賞味期限って個人でも色々判断が必要ですよね。

一つの指標として、賞味期限は確認して買いましょう!

コメント

  1. Thinker Pedia より:

    Thinker Pedia I very delighted to find this internet site on bing, just what I was searching for as well saved to fav

タイトルとURLをコピーしました